本日、アメリカレポートの中でどうしてもいろんな声が必要になり、
劇団の研究生たちに手伝ってもらいました。
みなさん、アテレコというものは初めて・・・。
本当に初々しい感じでの録音が進みました。
でもね・・・
うん、うん、分かる!
家でリハをするとうまく行くのに、本番になると合わなくなるのよね・・・。
一人が何回も録り直ししていると、観ているほかの面々から
「がんばれ!」という声が聞こえてきて、ほのぼのしていました。
私の初アテレコは、アニメの「アンネの日記」。
それこそ研究生のとき。
あれはもう・・・あれはもう・・・
あまりにも大作すぎて・・・(笑)緊張しているヒマもありませんでした。
だって周りを見ると、黒柳徹子さん、坂上二郎さん、スマップ草なぎくん、そして先輩の加藤剛さん・・・・・。
ビッグな方ばかりで・・・その中で、フランク一家の中に入って・・・。
逆に自由にできた現場だった気がします。
大きな映画館で、嫌いだった自分の声が流れているのは、とても変な気分でした。
それから数年後。
今度は海外ドラマでのアテレコ。
いきなりレギュラーで・・・これには本当にまいりました。
毎回、私ガチガチで・・・(笑)
どこで息を吸ったらいいかわからなかったもの〜。
それに比べると、今の研究2年生はとても堂々としていてびっくりしました。
終わった途端、
「あーお腹すいた!なんか食べにいこう!」
と一斉に言い出した時には、研究生時代のあの結束感、ライバル意識、そしてかけがえのない仲間との時間を一気に思い出しました。
いいですね。
今の研究2年生は、昭和生まれと平成生まれがごっちゃになっている期のようです。
どうかどうか、ガンガン壁にぶち当たって・・・、
自分の素敵なところをドンドン見つけてほしいな・・・と思いました。
ぶち当たった時こそが、チャンスです!
たくさん、もがけますものね。