時間の流れは急に前後する。
長い大阪での生活を終え、東京に戻ってきたのが季節も変わろうとする3月。
新幹線の中が最後の大阪時間・・・。
あの雑踏の中での生活も、毎日遅くまで誰かと語り合っていた日々も、東京に着いた途端どこかに行ってしまう。
まるで1月15日、東京を経つ前の時間にくっついてしまったかのように・・・。
これで7月にまた同じ芝居をやると楽屋の中では2月のあの時間とくっついてしまうんだろうな。
まるでずーっと、半年も同じ芝居をやっているようなそんな感覚。
でも、無意識の中・・・そう、夢の中では今でも大阪暮らしをしている。
私の体内時間がまだ狂っている・・・。