ライブハウスの壁に貼ってあった各バンドのステッカー。
いろんな名前があるんだなぁ・・・と思いながらみてたけど・・・。
名前付けるのって難しい。
このサイトも、トップページのデザインの原案を考えてくれたイラストレーターのKさんは「聖子の部屋」とか「SEIKO’S ROOM」というベタベタな名前でデザインしてきてくれた。
デザインはどれもめちゃくちゃ可愛かったが、名前は「これはいや~~~!」と言ってしまった。
結局、もう名前を考えるほど案もなく、そのまま「SEIKO TANO」になっちゃったけど・・・。
私の名前は父方の今はもう亡くなった祖母が命名。
実は母方の祖父も密かに私の名前を考えていてくれたらしい。
それは「暁子(アキコ)」。
田野暁子で育ってきたら、どんな人になっていただろう?
今とは何か変わっていただろうな。
だって暁子だもん。
名前は本当に不思議。
一人に一つずつしかなく、そして、妙にその名前が合っている。
研究生のころ、誰だったかが私に「芸名にした方がいいね」って言われた。
聖子では世間のイメージが付きすぎてる、というのだ。
あぁ、松○聖子さんね・・・。
そうだなぁ・・・「田野」もあまりにも田舎くさい名字だし(お父さんごめんなさい。)、変えようかな・・・、そう思っていた。
でも、初舞台が決まってそのまま稽古に突入。
初舞台前に芸名を考える余裕もなく、本名で出てしまった。
今はあたし、「田野聖子」って名前でよかったと思ってる。
「田んぼと野原」でも、イメージが定着してようと、この名前で行きたいと思う。
ありがたいことに、私たちの仕事は結婚してもずっとこの名前とつきあっていける。
ちなみに最近知ったが、この名前字画がかなりいいとのこと。
大切にしなきゃ。
この名前が、好きです。