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私の実家にはかわいい家族がたくさんいる。
歴代の家族たちを並べると、本当に大人数。
しかもそのほとんどが迷い猫や迷い犬。
私たちが・・・・拉致してきた・・・。

猫を初めて飼ったのは小学校3年生のとき。
母親が大の猫好きだったが、私が猫アレルギーで、猫の近くによるだけで目の白目と黒目が逆転してしまうほど。
猫を飼うことは無理だと思っていた。
しかしそれまでも、捨て猫がいたら、一度はうちにつれてきて、牛乳を与えたりはしていた。

ある日、私は真っ黒な子猫とであった。
目が大きく、ギャーギャー鳴くやせっぽっちの子猫。
明らかに野良猫のその子は、知らないお姉さんの腕に抱かれていた。
私はお姉さんに向かい「ちょっと抱かせて・・・」と頼み込みこんだ。
そしてその子が私の腕におさまったとき・・・もう離すことができなくなっていた。
「あなたの猫ちゃん?」と聞かれても、曖昧に笑いその子の頭をながらうちまで連れて帰り、うちの家族に・・・無理矢理してしまった・・・。
「絶対目が痒くってもかいたらダメ!目がはれたらクロちゃんは捨てられる!」
その一心で、アレルギーまで克服した私。
でも、我が子のアレルギーを知りながら、猫を飼うことを許したうちの親も、相当の猫好きだったと思う・・・。

その後も、全てうちの子は迷い子ばかり。

うちのレオ・・・犬のときはもっとエゲツナイやり方で拉致。
ある日、父が「このごろ犬がいるね。おとなしそうな。」と言った。
その数日後、母が「いたいた!かわいいよ、あのワンちゃん。ちょっと会いに行こうか?」
私は母と一緒に実家のマンションの下まで「ワンちゃ~~~ん!!!ワンちゃ~~~~ん!!!!」と叫んで探していた。
するとマンションの10Fから男の人が犬を連れて降りてきた。
「お宅のワンちゃんでしたか、あまりにもイイコなのでうちにつれて帰ってしまいましたよ、すみませんー。」と。
私と母は、ニコニコ笑い否定もせず、その犬を連れて帰った・・・・。

まさかうちで犬を飼うことになるとは・・・・。
2匹の猫たちに自分のご飯を食べられても、ちゃんと「待て」をしていたレオは、そのまま今も大切な家族の一員である。

そして、今、一番の新参者は3ヶ月前に我が家きたギャオ。
人懐っこく、ご機嫌で人間にくっついてまわっている・・・。
トムという名前をもらったが、あまりにも泣き声がだみ声だったため、いつの間にかギャオちゃんとなった。
うちの家族の中心になているらしい。

クロ、ロク・・・など歴代の猫たちが大往生し、今は犬のレオと猫のロビン、ギャオ・・・。
この子たち、ご近所さんから「田野さんちに拾われて幸せね」と言われる。
・・・でも思う。
私たちのほうがこんなイイコたちをうちにつれて帰れて、得した感いっぱいだ。

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