ハルオさんがあの世にいってしまった・・・。
ハルオさんは実は2代目。
1代目は「幸福の木」。
飼い猫のロビンフッドが子猫のころ、おもちゃ代わりに木登りをして遊んでいるうちに亡くなってしまった。
そして2代目は3兄弟、長男、次男、三男が一つの鉢に同居するサボテンくんだった。
このハルオさん、弱肉強食!
一番大きい長男が元気いっぱい育っていくと共に、次男、三男はどんどんしおれていき、まず一番小さい三男が根元から倒れた。
その後すぐ次男も他界。
長男だけがすくすくと成長をし、私の背も超えてしまった!
購入するときに店員のお姉さんが「3ヶ月にに1回くらいたっぷり水をあげればそれ以上は要りません。」と言っていたように、
1ヶ月くらいうちを留守にしても、元気いっぱい。
それどころか確実に伸びていってた。
5年近くも一緒に暮らしてきたことになる。
病気もしないイイ子だった。
それがなぜ・・・。
実は、私が殺した!
先日、かなり大きくなったハルオさんを見上げながらもう半年近くも水をあげていないことを思い出し、
たまには水をあげなきゃと、薬缶一杯の水をハルオさんにあげた。
半年も水をあげてないのに生命力があるなぁ・・・と思いながら。
翌日、異変が起きた。
朝、目が覚めると部屋の様子がおかしい。
最初は何か分からなかったが、ハッとした!
ハルオさんが真っ黒なのだ!
上半分が真っ黒、そのうち2,3時間するとあっという間に根元まで黒くなってしまった。
昨日までは青々としていたのに・・・。
触ってみるとぶよぶよになっていた。
悲しかった。
何が起こったのだろう・・・。
まず、半年水をやらなかったのが悪かったのか?
それとも知らず知らずのうちに水など必要ない体になってしまったのだろうか・・・。
それにしても、夜あげて翌朝すぐにこんな状態になるとは・・・!
その後ハルオさんは近所の公園に埋葬した。
我が家はハルオさんのおうち・・・陶器の大きな壷のみがそのまま置かれている。
何か足りない、そんな妙な感じが続いている。
ごめんね、ハルオさん。
安からに・・・・。