初日へのカウントダウンが始まっています。

ここでもう一度台本と向き合う1日を…

脚本演出の谷さんはとても不思議な言い方をします。
「ここ、台本を読解するとこういうことなんですよね」
「やっぱりこう書いてあるっていうことに意味があると思うんですよね」
演出するときは全く別の頭になってまっさらな気持ちで台本に向き合っているのがよくわかります。

この本。
清々しいほどのまっすぐな本だと思います。
いや…この世界観や一人一人が抱えている重さにこの「清々しい」という言葉が正しいのかわかりませんが…
この本を、読みながら抱きしめて、抱きしめながら読んで…一つ一つを噛み締めると…
人間の誰もが持つ脆さに触れ、強さに触れ、なんだかぐちゃぐちゃになります。
相反するその行動と頭と心が一致しない状況をどう抱えるか…
でも、
だからこそまっすぐ。
これが人間なんだ、と思える瞬間が多々あるのです。

あと稽古は6日。
さて、ここからだ。ここからだ。
念仏のように唱えて、これからの6日間をしっかりと生き抜くことだけを考えます。

そう。

生きる。

全ての人が生きるために。

時間制作さんの舞台は初日が開けると一気にチケットが売れてしまい、後半は観られない状況になります。
ご興味ある方はぜひお早めのご予約をお薦めします。
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劇場ではコロナ対策を万全にしてみなさまをお待ちしておりますが、このご時世ですので、ご無理なさらないよう…

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