「この生命 誰のもの」
無事に幕がおりました。
稽古初日からいろいろなことがあり、舞台へと進んでいったこの作品。。。
昨日は各自「もうこれでさよならか…さびしいですね」という言葉を交わしながら楽屋を後にしました。
そう、そのくらいこのカンパニーはまとまっていた気がします。
若手の近藤くんをみんなが支えようという気持ちが求心力になり彼を中心に気持ちのいいカンパニーとなりました。
誰一人欠けてもこの世界は出せなかった…みなさんに感謝です。
それを支えてくださったスタッフさんたち。
そしてなんといっても毎日稽古場と事務所を往復していた制作部のみなさま。
本当に素晴らしい方々ばかりでした。ありがとうございました。
わたしとしては…
実は今回の権藤さんはキャスティングされた時から「わたしの役ではないな…」という気持ちが大きく、わたしにとっては難しく演じにくい役でした。主役の気持ちと全く寄り添えず、空気が読めない、という役割でしたから。。。
またなんといっても歴代の権藤さんが味のあるベテラン女優さんばかり!
わたしは良くも悪くも個性がない優等生と言われ続けていて…それが自分の欠点でもあると思っているため、どう権藤さんを演じたらいいのか模索の日々でした。
でも…極めてポジティブで、笑顔の押し付けで、少しうざい人物…いるいる!今まで出会った人たちの中からも印象を引っ張り出してもみました、笑。
歴代の方とは違うわたしなりの権藤さんを生みだすことができていたら…いいな。
本当に素晴らしい作品に関わらせていただき、幸せです。
またいつかみなさまとお会いできますように。。。
そして
観てくださった友人知人、
楽屋にお手紙やプレゼントを下さった方々、
いつも応援してくださる方々、
劇場に足を運んでくださったたくさんの方々、
心から感謝をいたします。
ありがとうございました。