劇団の大御所。
小笠原良知さんと可知靖之さん。
お二人とは去年のラボ公演「運命とは」で共演。
良知さんとの初共演は青井陽治演出「ソフィストリー」。
半年近くのワークショップを経て、丁寧に創った作品でした。
あの舞台で共演した、良知さんと岩崎加根子さんから受けた影響は今でも忘れられません。
千田先生演出の「カラマーゾフの兄弟」でデビューさせていただき、二本目がブロードウェイ新作「ソフィストリー」だったことはいいバランスでした。
…って私のことではなく良知さんです!
実は、わたしにとっての良知さんの記憶の原点は、実は、もっともっと昔なのです。
高校生の頃、仲良しの友人たちと俳優座公演「じゃじゃ馬ならし」を観に行きました、東京グローブ座に。その時、栗原小巻さんと共に主演していらしたのが良知さん。
ペトルーチオ、格好よかったなぁぁぁぁ♪
私にとって、良知さんはいつまでも憧れの良知さんです!
今回は吉野家のお父さん役です。私の役 美枝子にとっては義父さんです。
このお義父さんとのやりとり… 美枝子にとっても人生の重要なターニングポイントとなりそうです。
そして可知さん。
「メフィスト」「我らが祖国のために」で共演しましたが…劇団一の男性力の高さ。
今でも佐藤あかりちゃんは「劇団で一番いい男は可知さん」と言い切ります。
確かに!!!
いくつになっても素敵な方は素敵なんですよね〜。
なんといっても、去年の「運命とは」ではコンビを組ませていただきました。
私、幸せでした。
自分たちでは最強コンビと自我自賛し合いましたが(笑)、それくらい、お互いの声が気持ちよかったのです。阿吽の呼吸というのでしょうか…。
やっぱり可知さんはすごい俳優さんだ!と、改めて思った朗読でした。
今回は祥文さんというストーリーの鍵となる役を演じる可知さん。
ラストシーンでは、私たちはもちろん客席にも可知さんの飄々とした笑顔が溢れることでしょう。
このお二方と共演できる私たちは本当に幸せだ…。
お楽しみに!
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「七人の墓友」
2014年5月9日〜19日
紀伊国屋ホール(新宿駅東口)
◆作:鈴木聡(ラッパ座)
◆演出:佐藤徹也
2014年
5月9日(金) 19:00
10日(土)14:00(残席僅か)
11日(日)14:00
12日(月) 19:00
13日(火) 19:00
14日(水) 19:00
15日(木)14:00(残席僅か)
16日(金) 19:00
17日(土)14:00
18日(日)14:00(残席僅か)
19日(月)14:00
◆料 金◆ (各税込・全席指定)
一般 A席 5,400円
劇団俳優座 03-3405-4743 / 03-3470-2888