劇中、お菓子を食べるシーンがあります・・・。
今日は、本物のお菓子を食べながらの稽古でした。
食べながらの芝居って、結構難しかったりもするのですが、でも同時に、ちゃんとリアルに感覚を味わいつつ会話ができるので、助かったりもします。
・・・ただ・・・
思いのほか手元にまわってきたお菓子が大きくて・・・
食べ終わっていなければならないところまでに食べ切れなさそう・・・
そう思った私は、最後のひとかけを必死でかじりました。
はい、そりゃ、もうバリバリと・・・。
その結果。
舌を噛んでしまったぁぁぁぁ!!!!
あーーーー。
涙がじんわり浮かんできましたが、なんとか知られることなくその場は乗り切りました。
でもその後もずっと痛くって・・・
家に帰って鏡を見たら、腫れていました。
まだ、痛いです(涙)
一生懸命、真剣に稽古をしたということで・・・
名誉の負傷ということにしときます。
さて、役者紹介。
まだまだ続きます。
今日は、この座組の大先輩。
阿部百合子さん。
百合子さんとも初共演です。
でも、なぜか、私は百合子さんには大変お世話になってきました。
それは、研究生のころ通っていた日本舞踊。こちらで、百合子さんとはご一緒させていただきました。劇団という場を離れての伝統芸能の稽古の場。
劇団とはまた違う、礼儀や心構えを教えてくれたのが百合子さんでした。
決して押し付けることなく、控え目で、それでいてきちんと尽くす礼。
いつも、こうでありたいな、とお手本になってくださっている素敵な先輩です。
今回の春江さん役は、出ずっぱり・・・そしてとても不思議な役。
時間が止まったような、そして止めているような・・・。乞うご期待。
そして男性の一番先輩は・・・
若尾哲平さん。
私は「十二夜」でずっと一緒、座長でみんなをまとめ、盛り上げてくれていました。
今回は、なんと・・・台本上ではかなり若い役なんですよ〜。
でも、実際は3人のお孫さんのおじいちゃん(見えないけど)!
孫の話をするときはほっぺたがとろけちゃいそうな顔をしていらっしゃいます。
癒し系の医師が哲平さんにかかったらどうなるのか・・・舞台上でお確かめくださいませ♪
そしてそして・・・
先輩方をご紹介したので・・・
この座組、一番年下の峻平君をご紹介しちゃいましょう!
薄衣峻平くん、小学6年生劇団ひまわりの役者さんです。
今回は淳一という、この作品のキーポイントになる役を演じます。
なんていったって、「峻平」「淳一」・・・何となく似てるので、みんなごっちゃになり「淳平!」だの「峻一くん〜」だの、ごちゃごちゃ・・・あはは、ごめんね。
いつも学校が終わってからの参加。夜8時まで毎日です。
大変ですよね・・・。
土日も大人に交じって稽古が続きます。
峻平くん、本当にいい味をだしてくれています。大体話しかけてもクールな返事が返ってくるのですが、たまに魅せる笑顔が、めちゃくちゃかわいい!
こりゃ、学校でもモテるはず・・・。
行く末恐ろしい男の子・・・いえいえ俳優さんです。
もういよいよ2週間を切りました。
なんか、あっという間の稽古・・・。
毎日が瞬く間に過ぎていく気がします。