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立ち稽古

荒立ち・・・という出入りの確認や立ち位置の確認が中心だった、立ち稽古を一巡終えて、今日からいよいよ、本格的な立ち稽古に入ります。
今回は13人の役者たちが、人間関係を絡ませながら繰り広げる群像劇。
誰が主役でもなく、一人一人がその人の人生の主役。
その中で、人生の終幕を迎える時間を過ごす人間と、それに向き合う人間たち・・・。
とても、繊細な人間関係や立場が繰り広げます。
でも、決してそれを押し付けない、日常生活・・・うむ・・・難しいですよね〜。
一場の立ち稽古から入りましたが、細かく演出が入りながらの稽古になりました。
私は一場は登場しないので見ているだけですが、かなり面白かったです。
若手は栗山さんと一緒に芝居を創れて幸せだな〜。
栗山さんは、今日は、照明の打ち合わせで、かなり早くから稽古場にいらっしゃっていましたわ♪

こちら打ち合わせ中の栗山さんとゆかいな仲間たち!
真中にあるのは、舞台セットの模型です。
さてさて、
今日から徐々に恒例の役者紹介♪
まずはこの人からでしょう。
今回、「スペース・ターミナル・ケア」の中心的人物、仁美役の小澤木の実ちゃん。

まだ準劇団員の木の実は、と〜ってもおとなしそうに見えて・・・うふふ、実は実はヤンチャだった時期があるという、不思議な女の子。当時は雑誌などのモデルでも活躍してたとか♪劇団には今までいないタイプかも知れません。
仁美は、患者の中でも特に不安定に気持ちが揺れるので大変。
とにかく、仁美目線でこのドラマは進みます。
彼女のキラキラしている瞳を見ると、人間って強いなぁ・・・と思います。本当に可愛くって素敵な元ギャル木の実。
ぜひ、舞台上の仁美に会いに来てくださいませ。
そしてそして・・・
もう一人。
今回も、座組みのムードメーカー、佐藤あかりちゃん。

私は「十二夜」で4年以上も旅公演で一緒に生活を共にしました。
もう、あかりちゃんとは身内感覚です♪
明るくってお笑い担当・・・でもね、本当のあかりちゃんは天才的な気配り持っている女性らしい方。心はとても繊細です。
役の上では、いつも、豪快な役が多いんですけどね。
今回のあかりちゃんは今までの役とはちょっと違います。
だって・・・キャピキャラのあかりちゃんが、なんと小学生のお母さん。
何もしない演技・・・ただそこにいる。うん、それが一番難しい。
おまけは、
木の実ちゃんと同期の保亜美ちゃん。「たもつあみ」ちゃんと読みます。
私は長いこと「ほあみ」ちゃんだと勘違いしていましたわ、あはは。

木の実ちゃんとは恋人同士のように仲良しなの。今日もきっと稽古後、二人でデートしていることでしょう。
彼女は、去年撮った私の第一作目の監督作品映画「のりとななかまど」で主演を務めました。たくさん来てくれたオーディションの中で彼女を選んだのは、彼女のひたむきの生き方にリンクしたから。のびやかで素直な演技をする女優さん、これからが楽しみ。
11月には舞台に立ちますので、こちらもよろしくです〜。
そんなこんなで、だんだん集中する稽古に入っていくわたしたち。
明日は二場。
私も、がんばりますっ!
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1 Comment

  1. ひろし・カーミット より:

     どうもー、またまたお邪魔虫いたします。ただいま「スペース・ターミナル・ケア」、‘あらだち’から、いよいよ‘本立ち(佐藤あかりさんのblogにお邪魔した時にこの事を書いたら、『‘ほんだし・いりこだし’を思い出しました』とのお返事がありました。笑っちゃうと共に、思わず歌を口ずさんじゃいました…閑話休題)なんですね。稽古の写真を見ると、素敵な女性陣が勢揃いですね(当然、田野さんも入ってます!!)。そういえば皆さん、‘女だらけの宴’のメンバーですね。ますます観たくなりました!!
     保亜美(たもつ・あみ)さんのお名前、僕も全然読めませんでした…唐十郎(から・じゅうろう)さんを、‘とうじゅうろう’と読んだ時を思い出しました…。

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