第一回監督作品「のりとななかまど」から半年が経ちました。
やっと、花輪町の皆さんにお礼の上映会が行われることになり、この週末は東北へGO!
せっかく秋田に行くのだから、その前にちょこっと寄って行こう・・・ということで、
まずは、遠野に寄りました。
カッパの里と民話の遠野。
特に目的があったわけではないので、本当にのんびりと、カッパ淵を歩き、田んぼの中を歩き・・・贅沢な時間でした♪
カッパが今にも出てきそうな、カッパ淵ですが・・・うーん、キュウリを持っていかなかったせいか、カッパには出会えませんでした。
次回はぜひ♪
さて、その後は盛岡経由で、半年ぶりの鹿角市!
あー、やっぱ、この景色は・・・情緒があります。
各季節によって顔が全く違い、日本の四季って美しいな・・・と実感しました。
秋の鹿角は本当に美しかったけど・・・命が芽吹いて生きているこの春の鹿角も格別でした。
上映会の前の色合わせを終え、時間が空いたので、「のりかま」の撮影現場、あの、線路に行きました。
秋には金色の稲穂が風に揺られていた田んぼに今は水がはられ、新しい苗を今か今かと待ち受けています。
あぁぁぁぁ、この線路に会えたからこそ、この映画が成り立ったんだなぁ、と感謝でした。いつまでたっていても飽きない風景・・・。すごいね、日本の原風景って。
秋には赤い実をつけて堂々と立っていたななかまど。
今は実がなく、白い花をつけていました。
この姿は可憐でかわいい♪
ななかまどの先には、真っ青な空が広がっていました。
上映会には協力してくれた地元の人たちを中心に100人近くが大集合!
この映画を見て、地元の皆さんが、自分たちが住んでいるこの町を誇れる、そう思っていただけたら本当にうれしいな・・・と感じました。
なんか、メイキングを見ながら、胸がジーンと熱くなりました。
翌日、東京に帰る前、小坂市に寄りました。
全ての原点は、9年前に小坂で撮影した主演映画「アカシアの町」にあります。
やはり、小坂は私にとって特別な町。
小坂が私をこうやって運んでくれたんだなぁ・・・と思いながら、歩きました。
残念ながらアカシアにはまだ少し早くて、花と香りは楽しめませんでしたが、
菜の花があちこちに咲いていて、黄色のじゅうたんを作っていました。
のりとななかまど・・・
映画はどの作品も、みんなの愛が集まってできるものです。
地元の堀部さん、武藤さん、ゆうきくん、ちひろちゃん、まりあちゃん、ゆうきちゃん・・・遠藤さん。
みんながいてこその映画でした。
本当にありがとう。
そしてまたいつか、面白いことやりましょう!