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MSTERIOな日々

私にはMSTERIOというとても大切な空間がある。
NYに住んでいる友人が主催しているミステリオは、インターナショナルサマーキャンプをはじめ、様々な青少年育成活動、大人のための活動をしている。
その大切で大好きな友人、のぞみさんは正に太陽のような人。
彼女との出会いは、本当に不思議だった。
NYに住んでいた私が日本の友人に向けて出した年賀状が、戻ってきてしまったのが発端だが、それがなぜか同じアパートのほかの部屋に・・・
その部屋の住人がのぞみさん。
NYのアパートは防犯からか部屋のドアには郵便受けはついていなくて、しかもロビーの郵便受けも全てにかぎが掛かり、配達人とその部屋の住人しか開けられないようになっている。
そんな中、何かメッセージがある時に一番使うのは、ドアマンやコンシェルジュ。
しかし、私の出した葉書を受け取った彼女はそうせず、映画のようにドアの下からカードを滑らせてくれたのだ。
そしてそのお礼のカードを私も彼女の部屋のドアの下から滑らせる・・・。そうやって彼女の住む21階と私の住む24階で不思議なやり取りをして・・・ついに出会いの日となった私たち。
すぐに意気投合して、のぞみさんは私のNY生活には無くてはならない存在になっていた。
私は時々思う。
私がNYに行ったのは、彼女に会うためだったのかもしれないと・・・。
彼女から広がった素敵な仲間はたくさんいる。東京に戻ってきている人もいるし、まだNYに住んでいる人も・・・本当に世界が広がったのは彼女のおかげ。
そんな彼女が私に「サマーキャンプのドラマのクラスを担当してほしい」と言って来た時は、一も二もなくOKの返事を出した!
偶然、新橋演舞場の舞台のため日本に帰る時期だったし、しかもキャンプが始まるのは舞台が終わった翌日から・・・これはもう行くしかないでしょう!
そんな出会いで、初めてMSTERIOの子供たちと出会うことになった私。
MSTERIOでは普段恥ずかしくて言えないことなどが素直に言える。
勇気がなくてできなかったことに挑戦できる。
そんな素敵な時間が子供たちに与えられる。
この中で大切な友人関係を育んでいく子供たちは本当に幸せだと思った。
そして、私たち大人こそ、子供たちから教わることがたくさんあった。
とても大切な私の時間。それは私を白紙の状態にいつも戻してくれる。
そのミステリオの集まりが先週の土日にあった。
土曜日は、まだミステリオのキャンプに来たことがない子供たちの一日体験デー。
小学校1年生〜6年生の子供たちがさまざまな経験をする。
私のドラマのクラスでは、最初は緊張して恥ずかしがってた子供たちが、最後は生き生きとしてきて、動物園の動物になりきっていた!いやー、初めてとは思えない(笑)

そして終わる時間には「もっとやりたい!」と言ってきてくれる子供たち。私は「夏のキャンプで続きやろうね。待ってるよ!」と約束。

親が見ていない空間では、子供達はのびのびする。頼るものがないけど、イイコでいる必要もない・・・そんな顔。みっともないところを見せても平気、という気持ちみたい。
ダンスのクラスで全員が習ったことをみんなの前で発表した様は圧巻。
子供の吸収力のすごさにびっくり!
そして日曜日は、中高校生が集まる、ミステリオティーンズ。
今回は何と、映画「のりとななかまど」を上映して役者やスタッフから話を聞こう、という趣旨だった。
映画の主人公たちと同じ年代の少年少女に観てもらえることは本当にうれしいこと。
出演者たちの言葉もきっと、同じ年代の彼らには届いたことだと思う。

素敵な気に溢れているミステリオの空間。
先週末はこの気をたくさんもらって、また元気になった私。
ありがとう、みんな。
ありがとう、のぞみさん。
みんなに出会えて本当にラッキーだわ、あたしってば!
MSTERIO公式WEBサイト

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