劇団四季の「コーラスライン」のGPを昨日観てきました。
「雪ん子」に出ていた若手たちがたくさん出ています。舞台に出ている姿を観て、何となく母の様な気持ちでした(笑)
さて、
この中で”What I did for love”というナンバーがあります。
映画版では愛を歌いあげる姿が印象的ですが…、舞台版ではこの世界を生き抜く気持ちが溢れたこのナンバー。
♪
悔やまない 好きだからこそ
全てを捨てて 生きた日々に 悔いはない
ひたすらに この道を
コーラスラインは学生のころ何度か観ていましたが、
この世界に入ってからは初めて。
実に20年以上ぶりです。
なんか、今回ほどこの歌詞がスーッと胸に入ってきたことはないかも…。
自分が歩んできた20年と重なり、何とも言えない想いが広がりました。
舞台はライブ。
2度と同じものを観れないからこそ面白い。同じ作品を観たとしても全く役者も演出が異なりますから。だからこそ印象に残った舞台は自分の中でどんどん成長して行ったりします。
その点、このように同じレパートリーを同じ演出で観ると以前観た印象とは全く違う顔があることに気づかされます。自分の中で20年前とは違う自分を発見できたりします。
ふむ…おもしろいね。
ちょうど20年前の今は、研究1年生として毎日レッスンをしていました。
その私に「20年後もこの世界にいるのよ、あなた」と教えてあげたい。
…あ、その当時は夢いっぱいで「一生この世界にいるんだ!」と当然のように思っていたかもしれませんね(笑)
20年間いろいろな想いがありました。
でも私、やっぱりこの世界にいるんです。
そして…多分……
これからもこの世界で生きていくんです。
多分……ね。