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帰国!

 帰ってきました、日本に!

ルフトハンザが成田に飛ばないことを決めたあと、どのようにして帰るか…どのくらい時間がかかるのか色んな情報が錯綜していましたが、乗り継ぎを重ね、成田に到着。
何時間飛行機の中にいたのか、考えたくありません(笑)
地震発生時はロンドン、その後ドイツに渡って仕事をしていました。
日本の撮影スタッフももちろん予定より遅れての到着。
でも日本を離れ、地震とは関係ない仕事をすることに「みんなが大変な今、本当にこんなことしてていいのかしら」という想いと「だからこそ、みんなが待っているレポートを撮影しなくっちゃ」という気持ちとでごっちゃになっちゃって…。
そんなこんなで、体調も崩し風邪を引きながらの撮影でしたが、まぁ、無事終了。
今から台本と編集を考えるとちょっと頭が痛くなりますが、それは少し放っておきましょう。
世界の中でも一番原発に対して重く捕らえているドイツにいたせいか、入ってくる情報は深刻なものばかりでした。ドイツではグリーン党という原発反対運動をしている政党が活発に活動しており、メルケル首相は1980年までに建設された旧型の7基の稼働を一旦停止することにしました。あまりに早い動きに報道を見ながらびっくりしましたが…。
ドイツでは色んな方から「被災者のために祈っている」「日本人のモラルは素晴らしい!」「世界中があなたたちのために祈っているから希望を持って」と声をかけられました。
飛行場の免税店のオバちゃんは涙ながらに「神様が日本を守ってくれるわ!」と私の手を握ってきました。
世界中が、
  日本の状況を見守って…
           祈って…。
そんな中、帰宅。
心配したうちの中は…何一つ壊れたものはありませんでした。
日本語で見る久しぶりの報道。
必死で現地で活動している人たちの姿を目の当たりにしました。
心臓がいたくなりました…。
まずは、
 私たちは自分に出来ることをやるだけ。
被災地の方達が一日でも早く元気な笑顔を取り戻せるように、とにかく出来ることをがんばろ!明日からまた元気にお仕事再開です。

3 Comment

  1. Mark より:

    おかえりなさい。
    海外の報道と国内の報道とでだいぶ差があったと思います。戻ってからきっと余震の多さにびっくりされているのではないかと思います。今回は人の顔と心がよくみえています。こういう時の行動に人柄が出ることがよくわかります。
    聖子さん、体調を整えていつものことをやって下さい。きっと、世の中の役にたつと私は信じていますから。

  2. seiko より:

    Markさん。
    ありがとうございます。
    本当にこういう時に人柄が現れてきますね。
    でも、事情があってなかなか活動や募金を出来ない人たちも、今の日本中で被災者の方々に心を痛めていない人たちはいないはず!
    私も元気にまた活動開始です。いつまでも暗くなってばかりいられません!前に歩くことこそが、まずは未来への第一歩です。

  3. Mark より:

    聖子さんらしいお返事をもらえて安心しました。冷静にみんななって欲しいのだけれどマスコミに踊らされる人が多いのが非常に気になります。

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