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男祭り。

さて、昨日行ったお芝居ですが・・・、
我が俳優座のLABO公演です。
LABO公演とは、その名の通り、実験的な芝居を上演する自主公演。
普段稽古場で使っている空間に客席を組み、100人くらいの小さな劇場で上演をします。この形態の公演はいつも好評で、LABO公演から本公演になる芝居もあるほど。
でもね〜、過去の例からみると・・・
LABOのあの空間でやっているときがいつもベスト。あは。
なぜなら、手の届く距離と臨場感での芝居だからこその良さがあるわけなんですよね!
私は、
「メフィスト」と去年の「コンスタントワイフ」でLABO公演に参加しました。
その昨夜の芝居ですが、
正に男祭り!俳優のみの芝居でした。
中年になった高校時代の野球部の同級生が8人が、仲間の葬式の日に集まり、そこから繰り広げられる過去と現在。
大どんでん返しがあるわけではなく、ドラマティックな展開があるわけでもなく・・・、
でも、なんか男の子だけのあの運動部の空気感。いいんだよね。
グダグダで熱くて、そして切ない感じ。
過ぎ去った時間と積み重なった時間と、そして今と・・・なんか時間を感じさせる芝居でした。何しろキャスティングが良かったです!適材適所。
演出は、私は「メフィスト」や「十二夜」で共演している堀越さん。
終わってから感想を言うと、「あれー、爽やかって言ってくれないの?!」と笑いながらおっしゃってましたが、堀越さんの役者や作品に対する姿勢と愛に溢れている作品でした。
観終わって気持ちがいいというかね・・・。
今週日曜日までです!ぜひ、せまい空間に足を運んでください。
ついで・・・
と言ってはなんですが、
パンフレットに仮チラシがあったので、もう発表していいのでしょうね。
今年は
6月17日〜25日 
シアターカイ(両国)
「nine」
こちらにて舞台に出演します。
演出は新人の山田潤さん。
若手劇作家と俳優座の若手演出家が今の日本を考えるコラボレーション作品・・・と、宣伝文句に書いてあります(笑)
また新しい出会いがたくさんありそうです。
近くなったら、また詳細を出しますね。

3 Comment

  1. Mark より:

    Seikoさん、お久しぶりです。
    私も小劇場でのお芝居大好きです。役者さんの息遣い、表情、緊張感が伝わってくるのでワクワクします。

  2. seiko より:

    Markさん、
    そうですよね!小劇場の手の届く距離、本当にいいですよね。私も100人くらいの小屋が一番好きです。
    ゴージャスのセットで豪華なキャストの芝居もいいけど、でも、本当に生きている人間の息遣いや存在を感じられるのは、せまい空間ですものね!

  3. Mark より:

    Seikoさん
    そういう箱でぜひやってください。
    よろしくお願いします。

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