テレビで外国人観光客のマナーの悪さについて特集があった。
うーん。
これって確かに文化の違いからくることだよね。
説明をすればちゃんとわかることだしね。
アメリカのスーパーでよく見る光景が、支払いをする前に食べちゃう人達。
パンなどはつまみながら列に並んでいるので、支払う時にはほとんどない。
そして、レジで自己申告
「これは、スコーン。あぁ、こっちの袋はベーグルだったけど食べちゃったわ。」
でもね、
デリで量り売りの時は、問題になると思うんだけどなぁぁぁ。最後にレジで図って払うんでものねぇ。
でもみんな気にせず、味見のようにつまんでから容器に入れていたりする。
日本では絶対しないよね???
トイレの違いもとても大きい!
アメリカに行ったころ、ドア下に大きく開いている隙間。
防犯防止のためだけど、トイレに入ると、みんなの足や下着が見えて・・・はっきり言って恥ずかしかった。
でも、それも時間が経つと何とも思わなくなる。
それどころか日本に帰ってきたとき、床までピッタリドアが続いていて、逆に圧迫感を感じたくらい。
そして、また大きな違いは、NYのトイレには100%手拭き用のペーパーが置いてあること。日本は普及したのはエアータオルだよね?
でも、あちらに人たちはハンカチというものを持つ習慣がないのか、必ずペーパータオルがある。汚いトイレの中にもちゃんとペーパータオル・・・。
これってとても不思議だった。ペーパータオルを完備するならもう少し綺麗にした方がいいんじゃないかなぁ〜ってね。
海外の人たちが日本に来た時に、ペーパーやゴミ箱がなくて不便だ、と聞いたことがある。
そういえば、通ってた語学学校でのこと。
休み時間、トイレには列ができる。
狭いドア外にいろんな国の生徒が並ぶのは圧巻。
そんな時、我先にと入ろうとする生徒がいて、トイレから出ようとしていたヨーロッパ系の生徒が「押さないで!出る人が先よ!」と怒鳴った。でも、無理やり中に入ろうとするスパニッシュ系の生徒は聞く耳を持たず、彼女を押しのけて、中に入って行った。
彼女と一緒にいた友達が「仕方ないわよ。文化の違いよ。」と慰めると、「出る方が先というルールは万国共通よ!文化は関係ないわっ!人をリスペクトする気持ちがないわよ!」とかなりご立腹。
文化や習慣の違いはあるけど、
相手を思いやる気持ち、それが何よりも文化交流には大切なこと。
相手に立場に立って物事を考えられれば、文化の違いがあるからこそ面白い、とお互いを認められるのではないだろうか。