デブ時代の話を書いただけでこんなに反応があるとは思わなかった、あは。
たくさんのメールありがとうございます(笑)
そんな、昔の話を書いたことで思い出したのは・・・
研究生時代の怒涛のバイト生活。
それを思うと・・・私ってどこでもどんな環境でも生きていけるなぁと思ってしまう。
大学生の頃はそんなにバイトをしたことがなかった。
初めてしたバイトはディズニーランド、それから大学の仲間と一緒にテーマアミューズメントパーク・・・。でもそんなバイトはかわいいもの。
本当にバイト生活になったのは、研究生になってからだった。
ド貧乏な毎日の中、
稽古やレッスンがない時は日に3つもバイトを掛け持ちして・・・、
いやはや・・・朝6時に家を出て、夜帰るのは12時ごろだったりする毎日。
若いからやって来れたんだよね。
でも、どのバイトでも、今でも応援してくれる大切な友人ができ、長くお付き合いをさせてもらっている。今や母になったり、しっかり名を成していたり・・・あのバイト時代が懐かしいなぁ〜と思うくらい。
そして、いろんなところで私を助けてくれている。
損得なしに付き合っているからこそ、
困ったときは助けてくれたりする。
私たち、役者の仕事って年中失業状態。
次の仕事が決まるまではいつも不安定な状態。
例え、今が良くても、来年はどうなるか、いやいや半年後はどうなるか・・・という毎日ではあるのは確か。
その中で、自分で生活を立てていくのは、みんなそれぞれ大変だろう・・・。
この不況が叫ばれる中、私たち役者は、安定したことが一度もないからこそ、みんな案外強い。
そうそう、NYでの生活。
それは、日本では経験した事のないほどのプチセレブ生活だった。
NYから帰ってきたときは、無一文。
それでも、私、生きていった。
人間、なんとかなるもの。生きようとすれば・・・。
そのプチセレブから無一文生活に変化した時もそんな落ち込んでなかった自分がいる。
それは必死だったからかなぁ・・・。
妙な順応性があるのかもしれない。
NYのプチセレブから東京のバイト三昧まで・・・。
ありがたいことに、NYから戻ってちょうど2年。
すっかり生活は落ち着いて、いまや快適ライフを送っているが・・・。
いいさ、いいさ。
もしも、また無一文になれば、きっと、私、また楽しくがんばれる。
しょせん、
役者は雑草。
踏まれても踏まれても、
そこからまた頭をもたげて、
青空や太陽をみる。
踏まれたことも、太陽の優しい光もすべて栄養。
もっともっと、根をしっかり下に張っていけるはずだからさ。