「女の愛・女の生涯」
稽古が進んでいます。
以前のチラッと書きましたが、今回は台本がない中でのスタート。
いやはやこんな状況は初めてです。
シャミッソーの詩はもちろんあるのですが、そこから派生して、エチュードを繰り返しながら台本を構築しています。
その中で演出の未朝ちゃんと話し合う時間がかなり多く…面白い。
現代の状況から、女の人生、生きる、人間って…
なに?!
という、突き詰めてしまえば古代から人間が脈々と考え続けて答えが出ない哲学的な話になってしまうのです。笑
それにしても…
シャミッソーの詩は、「男から見た理想の女像」であったり「古臭い女の生き方」とよく言われていますが、やればやるほど、もしこうやって生きられていたら、それも幸せではなかろうかと思ってしまうこともしばしば。
現代の私たちは選択肢がありすぎて自由すぎて、「何者か」を模索しすぎて…
だからこそ苦しくなるという一面もあるなぁ…と。
前回はシェイクスピアの4人のヒロインというドラマチックな人生を演じましたが、今回はごくごく平凡な、どこにでもいるような、普通の…人生。
…いや、逆に市井の人生にこそがドラマがある。
それを稽古しながら日々感じる毎日です。
本当に繊細、それを繊細ではない切り取ったシーンで構築。。。本当に難しい。
ここに麻子の歌曲が絡んでくるとどんな化学反応を起こすのか…お客様にどう伝わるのか…
今から楽しみでなりません。
7/16 14時〜 銀座王子ホールにで。
チケットご用意できますので、ぜひぜひいらしてください!
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名取事務所公演
<オペラ&演劇>
「女の愛・女の生涯」
2022年7月16日(土) 14:00
劇場:銀座 王子ホール
プログラム
「女の愛と生涯」ロベルト・シューマン
「女の愛」カール・レーヴェ
構成・演出:髙岸未朝
出演:
田村麻子(オペラアリア)
田野聖子(モノローグ)
青木ゆり(ピアノ)
入場料(全席指定)
前売7,000円 当日7,500円
シニア6,000円(70歳以上)
ハンディキャップ割引5,000円
学生3,000円
(シニア・ハンディキャップ・学生割引券は名取事務所のみにて取り扱い・枚数限定)
※演出・出演者によるアフタートークを予定しております。
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