2019年も もうカウントダウンですね。
本年は出会いと種まきの1年でした。
新しいたくさんの出会いに感謝しかありません。
年明けから10年ぶりの監督作品、ショートムービーの準備が始まり、春まで撮影、編集。
自らオーディションを受けて出演した念願の西瓜糖公演。
1本の公演でもはや身内というくらいの仲間になったヤストミさん率いるノックノックスさんとの出会い。
最高のメンバー、奇跡の座組 と名されたジェットラグプロデュースさんの舞台。
それぞれ、
初めてのお仕事ものの監督作品
精神的に壊れた女性 @ザ・スズナリ
おばあさん @すみだパークスタジオ
ミニスカートで踊った @博品館劇場
長い俳優人生でも 初めてのお仕事 初めての役柄 初めて劇場が続きました。
先日友人に言われました
「どこに向かってるの?」
と。
なるほど。そうですね。笑
今年は事務所の仕事がスタートした1年。
外に出た私は「ベテラン」という枠で呼ばれ、その責任を果たさないといけないと強く感じさせられました。
全てはこれから始まる新しいステージの種まき…
人と繋がり、今までとは違う客層 仕事関係の方に観ていただき、そして来年以降につながっていく。
それと同時に、
古巣俳優座の俳優陣スタッフ陣に対して、恵まれていた環境にあらためて感謝をした1年。
俳優座の公演を観に行くと仲間たちが素晴らしい舞台を創っていて、そこにいたことを誇りに思います。
今までやってきた根っこがあるから、いまの私があります。
今年出会った仕事関係の人に「お名前はたくさんみています」「舞台観てました」と言われることが続き、俳優座で重ねてきた年月がここにつながっていると感じました。
まだどこに向かうかは自分でも分かりませんが、
この歳になってどこに向かうか分からないのも面白い。
だから。
安定せずに、拒絶せずに、新しい出会いをゆるゆると受け入れて行こうと思っています。
2019年、本当に幸せな1年でした。
支えてくださったみなさま、ありがとうございました。
来たる2020年もよろしくお願いします。
2019年 年末 田野聖子