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2015

伝説を残し…旅立つ。

本番前の最後の休み。
…本来ならば、これから始まる初日までの怒涛の日々に備え準備に当てるはずの本日、友人の告別式でした。

急な訃報が入ったのは二日前の稽古中。
稽古の休憩時間にその知らせを留守電で聞いた後、静かにそのスマホを封印し稽古場に戻りましたが、その後の稽古の記憶がありません。

急死です。くも膜下出血です。予兆なしです。

舞台のチケットも買ってくれていて、いつも鋭い観点で見てくれる彼女は今回の芝居をとても楽しみにしてくれていました。

だからこそ…
わけ分かんなくて…頭の中がぐちゃぐちゃでした。

彼女とは中学時代、毎日一緒にいました。
休日も一緒でした。
お互いに相手を主人公にした小説を書きあって毎日交換するという…そんな恥ずかしいこともしていました。
うちに泊まりにも来ました。

たくさん笑いました、喧嘩もしました。

亡くなる数日前、仲間内で食事をし、その時「身体にいいオーガニックタバコに変えたんだ」と自慢していたそうです。
彼女らしいです。
友人とその話をしながら大笑い、そして大泣きしました。

彼女は伝説をたくさん残した天才でした。
彼女の話をすると、笑いがそこここで起こります。
そんな天才はあちらにも早く呼ばれてしまうのですね。
…でも、でも、
もっともっと歳を重ねて、おばあちゃんになってからも個性的な言動で私たちを笑わせて欲しかった。
43歳は…早い…悔しいよ。

今回の芝居、
死の陰がそこここに散りばめられています。
彼女の死も抱きながら…明日からの稽古集中します。
きっと彼女はイプセンのこの世界、好きだったはずだから…。

稽古、残り4日。

 

p.s. 
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この子は我が家の守り神になりそうです…去年彼女がプレゼントしてくれた子。
今朝はこの子に話しかけて家を出ました、彼女がここで笑ってくれてる感じがします。

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ベルテな松潤。

我が座の松潤といえば…そう、松本潤子さん

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「7人の墓友」の時に、演出家の佐藤さんが”松潤”と呼んだのは衝撃でした。
以降、大先輩を親しみを込めて松潤と呼ばせてもらっています…たまに。笑
潤子さん、普段はおっとりなさっていますが、一つ話題がはまると弾丸トークがはじまります、そのエンジンのかかり方が面白い!
めちゃくちゃお茶目な先輩なのです。

そんな潤子さんが演じるのはベテラン女中のベルテ。
しかも、このベルテ、読み合わせの最後で、役の根元が180度変わるものになってしまいました。
そしたら…あら不思議!
ベルテの性格付けでこの世界が全く違うものに見えてきます。
そう、ベルテこそが、この屋敷の空気を全て背負ってくれているのです。
松潤ベルテにご注目を!

ヘッダ・ガーブレル
-ヘッダとテーア二人の女ー

詳細はこちらへ

2015年9月13日〜28日

                        劇団俳優座5F稽古場(六本木)

◆作:ヘンリック・イプセン
◆演出:堀越大史
◆出演:田野聖子 荒木真有美 加藤頼 青山眉子 松本潤子 河内浩 谷部央年

劇団俳優座5F稽古場(六本木) 
前売開始8月3日 
(全席指定・税込)
一般5400円 学生3780円

 劇団俳優座 03-3450-4743/03-3470-2888

公演スケジュール:
9月13日(日)14:00~
      14日(月)19:00~
      15日(火)14:00~(売切)
      16日(水)14:00~
      17日(木)14:00~(売切)
      18日(金)19:00~
      19日(土)14:00~(売切)
      20日(日)14:00~(売切)
      21日(月祝)14:00~
      22日(火祝)14:00~
      23日(水祝)14:00~
      24日(木)19:00~
      25日(金)14:00~
      26日(土)19:00~
      27日(日)14:00~(売切)
      28日(月)14:00~

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レーヴボルグなやべっち。

8月の最後の日…。
もう初日まで2週間切っています…確実に切っています…。
ヘッダが近づいたり離れたり…もう私の頭と心は分裂気味ですが…初日は待ってくれないので進むしかない!

さて、恒例の役者紹介。今回の仲間は7人です。
トップバッターは谷部央年くん。

彼がまだ研究2年生だった時「アカシアの町」という映画で共演したのが、私の最初のやべっちの記憶。
まだ当時彼は10代。
言葉を喋らない役でしたが、最後になってセリフが与えられ、今まで”喋らない”ということを役作りの要にしていたやべっちはセリフをもらったことにいたく憤慨していたのを覚えています。笑

そう。
やべっちは、とにかくまっすぐ、ビックリするほど純粋だったりします。
たとえその方向性が独特で個性的だったとしても不器用なほどひたすら突き進む、熱くピュアな男。
それが彼の魅力です。
ほら、単に歯磨きしている茶髪の瞳にさえ、純粋さが溢れ出ているでしょう?笑
IMG_1481

そんなやべっちが今回演じるのはレーヴボルグという…青年。
このレーヴボルグが、とにかくとにかく、この物語の中心にもなります。なので、彼が登場するシーンはいつもいつも緊迫!
私も彼とのシーンを終えるとぐったりしてしまう。笑

どんなやんちゃぶってても、お育ちのよい面がふわっと浮き出てくるやべっちがこのレーヴボルグをどう演じるか…ご期待ください。
あ、やべっちは絶賛公開中の映画「日本のいちばん長い日」(原田眞人監督)にも出演中!こちらもあわせてどうぞ。

…それにしても…「レーヴボルグ」って…ひたすら言いにくいよ、やべっち…。

 

ヘッダ・ガーブレル
-ヘッダとテーア二人の女ー

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2015年9月13日〜28日

                        劇団俳優座5F稽古場(六本木)

◆作:ヘンリック・イプセン
◆演出:堀越大史
◆出演:田野聖子 荒木真有美 加藤頼 青山眉子 松本潤子 河内浩 谷部央年

劇団俳優座5F稽古場(六本木) 
前売開始8月3日 
(全席指定・税込)
一般5400円 学生3780円

 劇団俳優座 03-3450-4743/03-3470-2888

公演スケジュール:
9月13日(日)14:00~
      14日(月)19:00~
      15日(火)14:00~(売切)
      16日(水)14:00~
      17日(木)14:00~(売切)
      18日(金)19:00~
      19日(土)14:00~(売切)
      20日(日)14:00~(売切)
      21日(月祝)14:00~
      22日(火祝)14:00~
      23日(水祝)14:00~
      24日(木)19:00~
      25日(金)14:00~
      26日(土)19:00~
      27日(日)14:00~(売切)
      28日(月)14:00~

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衣装部の強力なる助っ人。

俳優座の衣装部といえば、輝く歴史があります。
…ただ、大ベテランの衣装部さんたちにとっては、一つ一つの作業が大変なことになっています。
そんな中、すごい助っ人が現れました。
研究二年生の工藤文香ちゃんです。
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大学で服飾を学んでいたということもあり、衣装の石川さんの右腕になり、今回衣装部についてくれています。
第二稽古場に彼女が作業しているとそれだけで華やかになりますよね、ありがとう。

うちの衣装は、本当に素晴らしいものばかりです。
IMG_1477
吊るされている時は…一瞬、地味だなぁと思うのですが(ごめんなさい)、でも着てみると…本当にすごい!
計算されたドレープ。それぞれの時代にあった形。
そして何よりも衣装が前面で主張するのではなく、役者が素敵に見えるようなデザインがされているんです。
私は、うちの劇団の衣装、本当に好きです。

今回もいくつかヘッダは衣装を変えますが、演出家と「これもいいね〜」「こっちもいいね〜」とどれも素敵で決められないくらいでした。…いや、最終的には決めましたけど。笑

俳優座71年の歴史が誇る衣装にもご注目ください。

ヘッダ・ガーブレル
-ヘッダとテーア二人の女ー

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2015年9月13日〜28日

                        劇団俳優座5F稽古場(六本木)

◆作:ヘンリック・イプセン
◆演出:堀越大史
◆出演:田野聖子 荒木真有美 加藤頼 青山眉子 松本潤子 河内浩 谷部央年

劇団俳優座5F稽古場(六本木) 
前売開始8月3日 
(全席指定・税込)
一般5400円 学生3780円

 劇団俳優座 03-3450-4743/03-3470-2888

公演スケジュール:
9月13日(日)14:00~
      14日(月)19:00~
      15日(火)14:00~(売切)
      16日(水)14:00~
      17日(木)14:00~(売切)
      18日(金)19:00~
      19日(土)14:00~(売切)
      20日(日)14:00~(売切)
      21日(月祝)14:00~
      22日(火祝)14:00~
      23日(水祝)14:00~
      24日(木)19:00~
      25日(金)14:00~
      26日(土)19:00~
      27日(日)14:00~(売切)
      28日(月)14:00~

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言葉言葉言葉…。

毎日が飛ぶように過ぎていきます。
稽古が終わると魂が抜けたようにエンジン切れを起こしてしまう毎日。

気づけば初日まであと2週間前を残すのみ…いやまだ2週間もある!
まだまだこれから、もがき続けます。

「ヘッダ・ガーブレル」というこの作品… 
二時間、とにかく会話だけで進んで行くこの芝居では言葉の一つ一つがシンボリックなものになっています。それこそがイプセンの面白さで醍醐味だというのですが…。

例えば、木の葉。
例えば、九月。
例えば、ピストル。
例えば、ピアノ。
例えば、髪の毛。
例えば、汽車。
例えば、例えば、例えば…

スル〜っと話している何気ない言葉の裏には別の意味が潜んでいたりするのです。観客はそれを受け取らなくてもきっとこの芝居は面白いはず、でもこの言葉は何を表しているのか…そんなことを考えればもっともっと奥深くスリリングなものになるに違いありません。

先日も、戯曲の中のあるやりとりについて、稽古途中で喧々囂々話し合いになりました。
「ここはこういう意味に取れるから流れが変じゃない?」「いや、こういった意味にとれば全然変じゃないよ。」
そんな風にトリッキーなやりとりも会話だけで進めていかなければならない。役者にとっては怖いものです。
しかもしかも一番恐ろしいことに過去に起こったことなどが戯曲の中ではちっとも解明されていない!
普通の生活を考えればもっともなもとですよね、同じ記憶を共有しているもの同士が、わざわざ「**の時あなたが***だから***になったじゃない!」とか説明はしないもの。
それが大多数の芝居ではそこを語って明かしていくことこそが物語の芯だったりします。
しかしイプセンは違います。過去のことは「あの時」「あんなこと」という意味深な言葉で語るのみ…なんだ!?あんなことって!?ってなるだろうなぁ、お客さんは。笑

そんなこんなで、私たちも語り合うことが多い今回の稽古。
でも、こういう芝居の中身のことでこうやって話し合える状況はとても幸せなこと。
若手のころ、旅公演先のホテルで、大先輩たちが芝居の解釈で大ゲンカしていましたっけ、懐かしいな。
きっと観たお客様も観劇後語り合いたくなること間違いなしです。

さぁ、あなたもイプセンの言葉の世界へいざ…。

ヘッダ・ガーブレル
-ヘッダとテーア二人の女ー

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2015年9月13日〜28日

                        劇団俳優座5F稽古場(六本木)

◆作:ヘンリック・イプセン
◆演出:堀越大史
◆出演:田野聖子 荒木真有美 加藤頼 青山眉子 松本潤子 河内浩 谷部央年

劇団俳優座5F稽古場(六本木) 
前売開始8月3日 
(全席指定・税込)
一般5400円 学生3780円

 劇団俳優座 03-3450-4743/03-3470-2888

公演スケジュール:
9月13日(日)14:00~
      14日(月)19:00~
      15日(火)14:00~(売切)
      16日(水)14:00~
      17日(木)14:00~
      18日(金)19:00~
      19日(土)14:00~(売切)
      20日(日)14:00~(売切)
      21日(月祝)14:00~
      22日(火祝)14:00~
      23日(水祝)14:00~
      24日(木)19:00~
      25日(金)14:00~
      26日(土)19:00~
      27日(日)14:00~(売切)
      28日(月)14:00~

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