今は違うキャストが演じていますが、みんな素敵なので是非観に行ってください。

さてさて、

私たちのキャストの時のこぼれ話を少し。

楽屋の入り口にちょっとしたスペースがあったんです。

何にもない空間。

ちょっぴり殺風景な空間。

ある日、一番疲れてるだろうメインキャストの女優さんがその空間をお花いっぱいにしてくれました。わざわざ自宅近くで買った花を車で運び、本番後、黙々と一つずつ植えていた彼女を見て、帰り際の若手がそれを手伝い…

翌日、楽屋に行ったら、こんなことに！！！

ちょっとしたスペースでしたが、

　その気持ちが何よりも嬉しく、そして温かく…

こういった心遣いがいいカンパニーを創るんだな…と深く感謝しました。

自然いっぱいザルツブルクの山の舞台は、こういう空気の中、毎日幕が開くのです♪

サウンドオブミュージック　5月までチケット発売しています。

また私も戻ることがある…かな。

　　　　　　　　　　　ある…はず。

是非お楽しみに！

そしてそして、マウストラップ。

チケットは絶賛発売中！お待ちしております♪

来てくださったみなさま、本当にありがとうございました！

…またこぼれ話はまた後日アップしますね♪

で。

今日はすでにマウストラップの世界へひとっ飛びです。

今日は演出のジェイスンが男性キャストに対して、イタリアの仮面劇「コメディア・デラルテ」のキャラクターから各役に合う仮面を渡してくれました。各仮面が持っているキャラクターを説明しつつ。

それは各自のキャラクターの芯をつかむための手がかりになるもの。

仮面を見つめ、それに話しかけるピュアな男性キャストの姿は、仮面をもらえなかった女性キャストにとってはちょっぴり羨ましかったりして（笑）そう、その時代、女性は舞台に上がらなかったから。

日本もイギリスもイタリアも一緒ですね。

「この役を動物で言ったら孔雀。でも羽が一本しかない孔雀」

「この役はヘビかドブネズミ」

「カササギって分かりますか？動物で例えたらそういう鳥です」

などなど、ジェイスンの言葉は続く続く。

これを男性陣が次の稽古までどう捉え、自分の役に反映していくのか楽しみです。

最初は被ることを躊躇していたキャストも…結局みんな楽しそうに被っていました！

あらら、だれがだれやら…ですよね〜。

では、これなら分かりますか？

少し斜めにポーズをつけたコーラスグループのような男性キャスト陣。

左から　

ジェイルズ渡部さん、パラビチーニ小松さん、メトカーフ横内さん、トロッター森宮さん、そしてレン辻本さん。

この仮面、稽古中どんな形で現れるのかな。楽しみです。

そして私はマウストラップの稽古に初参加してきました。

ほとんどのみなさんはもう既に何度か集まって、作品の背景や各々の役についての考察を重ねてきていましたが…私はまだ参加できておらず、ちょっと寂しかったんですよね〜。

今日は私、そして同じく舞台中だった小松さんも登場！

これでついに全キャストが揃ったということでした！

演出家ジェイスンは柔軟にみんなに語りかけ、面白がってくれます。本格的な稽古の前の準備段階とはいえ、とてもいい雰囲気の中、スタートを切りました。

去年、一度ブルーシアターで顔を合わせているので、本当に既にもう何日も一緒にいるかのような心地良さ。いいカンパニーになりそうです。

作品自体は60年も続いていますが、新しいマウストラップを生み出す気持ちで、全員が作品に向かっています。どうか３月をお楽しみに！