ピーター・フォーク氏が亡くなりました。
アルツハイマー病を煩っていたそうですね…。
刑事コロンボはあまりにも有名すぎて、ピーター・フォークを知らなくても顔は認識できる人が多いのではないでしょうか。
1998年、初めてNYに行った時に観た芝居がピーター・フォーク主演の「Mr. Peters’ Connections」でした。アーサー・ミラーの新作のこの芝居。同じ滞在時に観た「橋からの眺め」は有名な作品なので話を知っていたのですが、さすがに新作のこの芝居は全く内容が分からず。…単に「ピーター・フォークの芝居が観たい」その気持ちでチケットを取りました。
なんせ、英語が全くわからずチンプンカンプンな中、どうも話は元パイロットのピーターが現在と過去を交差する中で進んでいる様なのですが…完全なる台詞劇。ピーター・フォークが弾丸のように英語をしゃべっています。結局、理解できたのはその状況のみで、何がなんやら分からないうちに終わりました(笑)
でもね、彼の存在感と舞台の上にホッコリと佇む様子は今でも鮮明に焼き付いているんです。
あの時よりは英語がわかるようになった今、もう一度観たいな…と思う作品。
ちなみにその作品は大好評でSOLD OUTの公演だったとか…、さて一体私はどうやってチケットを取ったのか???今となっては謎だらけですが…。
…海を越えて、その存在を心に刻み付ける名優。
ご冥福をお祈り致します。