なんとなく今週まではのんびりできる私♪
この一年とにかく突っ走っていたので、ちょっとしたご褒美。
考えてみれば、去年のこの時期は2008年の予定は白紙で、
な〜〜〜〜んにも決まってなかったのよね。
まぁ、のんびりいけばいいや、と思っていたので、焦りもなかったけど(笑)
でも、一年前、11月から状況は一変して・・・
2月の「コンスタントワイフ」、7月の「花いちもんめ」NY公演が決まり・・・
続いて6月の「花いちもんめ」東京公演を決め、
そのうちに沖縄での「うつぐみの色」の撮影が決まり・・・
んで、10月「スペース・ターミナル・ケア」
・・・・あららら・・・・
思った以上に、きちんとお仕事をする一年になっていました。
ありがたいことです。
今?
まだ来年は白紙です。
でも例によって、心穏やかなのは何でしょうね。
劇団の先輩に
「聖子は野心がある女優さんだから」と言われましたが・・・・
そうなのです。
結構、周りからは、野心家とみられる所があるのです。
が・・・あたし自身はそれこそが全く自分に欠けているところだと思ってしまう。
それが「THE 野心」!
究極の面倒くさがり屋だしね。
どこか、「自分が好きで納得できることができれば一番いい」と思ってしまうところがあり、だからこそ周りから「次は?次は?」と聞かれると、少しプレッシャーに感じてしまうところもある。
・・・うーん、「次」がないといけないことなのかしら。って。
それでも、
20代は、なんとなくそれに応えようと、必死にもがいていて・・・
「ガンバッテいた」から、きっと「野心」があるように見えたんでしょうね。
でも、いつも、まだまだ浅い自分に憤りを感じて・・・
実力以上に大きな役やお仕事を頂くことに疑問を感じていて・・・。
だからこそ、私はNYに飛ぶことに躊躇がなかったんだと思います。
それこそ、周りの人たちはびっくりしてたけど・・・。
「聖子が芝居を捨ててNYに行くなんて!!!」ってね。
でも、自分の中では、ずっしりしたプレッシャーを全て消し去れて、
身軽にNYに行ける気持ちだったんですよね。
そして、帰ってきて今。
とてもいいようにNYでの時間が私自身を成長させてくれたような気がします。
焦りもなければ、周りの声も関係ない。
自分が自分でいられるこの時間と空間がスキ。
自分を必要としてくれる現場で一生懸命できることをやる。
みんなと作品を築く。
いいんじゃない?このゆるさ・・・(笑)
そんなこんなで、今は楽しかった一年のお仕事が一段落して、
かな〜り伸び切っている状態の私ですが、
ま、なにか入ればビシッとするでしょう。
しばらくは、このゆるゆる感を楽しんでいます♪
そして
来週からは少しずつ、お仕事復帰です。
October 2008
この頃の雑感
秋!
秋を感じにでかけた。
ホラ、
すぐそこまで来てるよ・・・。
おお、日本の誇れるシステムよ・・・。
今回の転居に際して、住民票を取ったり移したり、結構大変。
なぜなら・・・
NYから帰ってきて2年間、住所を実家から移してなかったので、ずっと千葉の実家にあったまま。
住民票なんてどこでも・・・と思うけど、2年間、本当にいちいち大変だったから、やっぱり住んでる地域にすぐ移すのがいいわよね!
今回は印鑑証明も必要で・・・
そのためには住基カードを取らなければならなくって・・・。
私は芝居の本番中でいけないから、母に頼んで(感謝!)・・・。
今は厳しくって委任状をきちんと書かなければならなくって・・・。
etc,etc・・・
まぁ、面倒なことが山積みだったが、
その中で簡単だったのは、住民票の取得と、転居届。
これはどちらも郵送でOK!
うふ、とても便利な世の中になったものね♪
と、喜んでいたのもつかの間。
今度は、なかなかその住民票が届かない。
区役所に電話すると、
確かに5日ほど前には郵送した、と。
なので、郵便局に聞いてくれ、とのこと。
私は、担当の郵便局に直接電話した。
すると、丁寧な口調で親切なお姉さんが
「すみません。すぐ探します。」と言ってくれたので、
私は、流石だなぁ〜、いい加減なNYとは違うわ〜、とご機嫌で連絡を待っていたのだが・・・
かかってきた電話では
「確かにこちらの住所を書きましたか?」「郵便番号など間違ってないでしょうか?」などしつこく聞かれた。
あれれ???
届かないのは、あたしのせいってこと???
私が「間違いなく正確に返信用封筒に書いた」と述べると、また「調べてみます」と言って切った。
待つこと10分。
同じお姉さんから。
「担当者が、そのような封筒は見ていないっていうんですよ。昨日届いた郵便物の中に入っていて、それを無意識で捨てたということはありませんか?」
いやいや、昨日の郵便物には入ってなかったから、お姉さん・・・。
やはりこっちのミスにするのかい???
お姉さんの声が丁寧だったからなんとなく、のんびり聞いてたけど・・・これってあたしが疑われてる?
なんとか、もう一度調べてもらうことにして、三度目の電話も切った。
さて四度目の電話。
「やはり、こちらではそのような封筒は誰もみていないとのことなので・・・。そうなってくると、相手側が実は投函してない確率が大きいですね。」と。
いやいや、千葉の区役所の記録では出したとあるから、お姉さん・・・。
今度は、区役所が疑われてる???
もうらちが明かなくなってきたので、「直接、区役所の方と話してください」と伝えて電話を切ってみた、わたし。
どうなることやら・・・。
その後さらに15分経過。
電話がかかってきた。
このころになると、心配を通り越して、どうなったかが少し面白くなってきていた。
電話を取ると・・・
ありゃ?今度は男の人の声・・・。
「すみません。お客様がおっしゃってた郵便は、郵便局に保管してありました。今日中にお届けいたします。大変ご迷惑をおかけいたしました。」
・・・だって!!!
ま、結局あったから、別にいいけど、
でも、日本の誇れる郵便システムもこんなものか〜とちょっとびっくりした。
NYにいたときは、届かないこともあるので、送るときも送られる時も最善の注意をするし、担当者にも「これは確実に届けてね」と言わないといけないくらい。
荷物を頼んだ時も、何度も電話して「私の頼んだ荷物、明日の午後、届く便に入ってる?」とか確認したりしてね。
でも、日本だと信頼してるからなぁ〜。
どこにあったんだろう、私の住民票。
どっか、棚の間にでも挟まっていたのかしら?
聞いてよかった。
諦めず食い下がってよかった。
ほっ。
それにしても、あのお姉さん、
きっと、最後の電話はかけにくかったんだろうなぁ。
うん、あれだけ、あたしと区役所を疑ってたら・・・あった、とはいいにくいよね。
わかるよ、うん。
そして、晴れて本日、無事、新住所の住民になった私でした♪
秋祭り!
先日、仕事でナレーション収録が終わったところ、その近所でべったら市をやってることが判明!
行こう!行こう!
ということで、
スタッフさんたちと、東京の昔ながらの秋祭り、べったら市にくりだしました。
会社帰りや近所の人が大勢歩いて、OLさんもサラリーマンもビールを片手に串焼きや焼きそばなどほおばってる〜。
椅子席はもうどこも空いていないくらいの人波でした。
お神輿がのんびりと(あまり激しくなかったわ・笑)担がれていたのもいい感じです。
べったら市だけあって、そこかしこにべったら漬けの匂いがしていました。
・・・うーん、買おうかと思ったけど、一人で食べきる自信がなくてやめちゃった(笑)
地元商店街が出している提灯を一つ一つ眺めてまわるのも面白い!
こうやって、時代は変わっても昔から続くお祭りはなくならないでほしいな。
お祭りはやっぱり楽しいもの。
夏でも秋でも・・・心が躍り、一気に子供のころに気持ちに戻ります。
ビバ!お祭り♪
新しい風
引っ越した。
引っ越し完了した。
2年前はNYからの引っ越し。
身一つ・・・。
でも今回はたくさんの荷物を持っての引っ越し。
2年間住んでいたのは都心一等地。
六本木の真ん中。
でもそこから見ていた景色は、都会にも関わらず、のどかな感じ。
6階から見るこの景色が好きだった。
そして新居。下町。
川風が気持ちいい。
新しい部屋からは東京タワーも見える。
高層ビルも見える。
でも眼下は水辺・・・。
うん、いい感じ。
もっと好きになりそう。
昼間はこんな感じでも、夜は・・・
ちょこっとムーディー(笑) なぜに橋がこの色になる???
いやはやたった2年、でもその2年でたまったものは数知れない。
NYの荷物を一つ一つゴミ袋に入れ、そして新居で使う新しいものを一つ一つ増やす。
なんか楽しい♪
今はまだダンボールに埋もれているけど・・・
でも、一つ一つこの部屋に新しい歴史を刻んでいこう。
まずは・・・
ご近所探索からはじめるかっ。
るるる〜♪