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August 2007

8/18

今朝4時ごろ、東京でも体感できる地震がまた起こった。
震度3。震源地は千葉東方沖。
ここ数日続けざまに地震が起こっている。

朝4時の段階では熟睡していた私だが、地震の瞬間とび起きて、まずは大地震が起こってもすぐに飛びだせるようにと・・・Tシャツの下にショートパンツをしっかりとはいて・・・そしてそのままコテッと寝た。
どこか天災に対する危機感が薄い私・・・。自分達の身の上に大災害が起こるとは想像ができないから・・・。

しかし新潟の人たちは、復興したと思ったらまたこの恐怖に見舞われている・・・と、一日での体感できる地震を何度か経験しながらそう思った。

他人ごとではない。

新潟には今、弟夫婦が住んでいる。
結婚後、慣れない地に引っ越した彼らを待ち受けたいたものは、豪雨、地震、豪雪・・・そしてまた今回の地震。
そのたびに逞しく乗り切っていく。
被害に遭った方々、本当に辛いことであろう。
でもそれを乗り越えまた新たな生活を築きあげていく被災地の皆さんの姿を見るたびに、人間って強い、と感動をしてしまう。
その姿は、私たちにもまた勇気を与えてくれる。

連続して起こっている千葉での地震。
私たちも新潟に皆さんの姿を心に留め、大災害に備えたほうがよさそうだ。
少なくとも寝るときには、きちんと下着を身に着け、外に出ても恥ずかしくない格好をしよう・・・。

実は弟夫妻には新たな命が誕生する。
来年春・・・。
その小さな命を生命のバトンとして、また新たな生活が始まるんだろうな。
雪深い大地が春芽吹くころ・・・・がんばれ!新潟。

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8/15

2年ぶりにインターナショナルサマーキャンプMSTERIOに、ドラマディレクターとして参加をした。
那須の大自然の中、子供たち50人近くと大人30人近くが入れ替わり立ち替わり・・・。各業界のプロフェッショナルに囲まれて子供たちは様々な体験をする。

このキャンプはNYで知り合った大好きな友人が主催するもの。
彼女とは同じアパートで、その出会いは不思議なものであった。
私が日本へ出した年賀状があて名不明でNYまで返って来た。その葉書が間違ってなぜか彼女の部屋のポストへ・・・・。
その葉書を見た彼女は、ドアマンに託さず自分で私の部屋のドアの下からメッセージを添えて配達。
マンハッタンで住んでいたアパートには部屋のドアにはポストボックスはない。つまりやり取りをするときは映画のようにお互い、ドアの下の隙間からカードを差し込む方法だ。
そんなおしゃれなお互いのやり取りの後で、ホームパーティーに誘っていただき・・・そして彼女は私の人生になくてはならない人となった。

今でも私は思う。
わたしがNYに行った意味は素敵な人々に出会うためだったんじゃないかって・・・。
様々な経験をし、刺激があったNY。でも一番の財産は人。本当に素敵な人たちとの出会いで私の人生は広がった。

今回のインタナショナルキャンプ。

小学校一年生から小学校6年生の子供たちには、演劇の楽しさを伝えることをメインにした。
数回しかなかったクラスなので、子供たちから「今度はいつドラマのクラスをやるの~?」と聞いてくるので本当にうれしかった。
日本語が苦手な男の子が一生懸命みんなの名前を発音したり、いつもふざけている子供たちが集中している姿は美しかった。

そして2年前と同様、中高校生には5日間の稽古で25分の芝居を創るというクラスをもった。
彼らは今年も奇跡を見せてくれた。
今年のパフォーマンスは掛け合いが多く、この時間内で仕上げるのは無謀だと思われるほどだった。
しかし自分たちでセリフを言い合ったり、自主練習をしたり・・・・
役者志望でもないこともたちが助け合い、協力し合って迎えた本番。
子供たちの姿は、その空間を支配し、そして誰もが大きな感動に包まれた。

毎日みんなに書いていた手紙。一人一人の顔と声を思い浮かべながら、向かっている時間は何よりも幸せな時間。

エリック、しゅん、ダイア、たくや、ゆうき、もえ、まやこ、ゆか、りお、あいり、
しゅうたろう、あんな、あかね、マキ、ようこ、たろう、なおちゃん、とぶ、なっちゃん、みなみ

今年の素晴らしき俳優たちに拍手!
たくさんの感動をありがとう、みんな。

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