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MSTERIOキャンプから下界に戻ってきました。
たった8日間でしたが、とても濃い8日間・・・。
何日かに分けて少しずつご報告します。
今日は、やっぱりクラスの話から・・・。
私は毎年アクティビティーディレクターとして参加。
ドラマクラスを担当しています。
一つは、小学生たちのドラマクラス。
こちらはシアターゲームを中心に子供たちを伸び伸びと遊ばせます。
そしてもう一つ、中高校生たちのドラマのクラスは、一日1時間のクラスで25分くらいの芝居をキャンプの最後の日に発表するというもの。
小学生のクラスでは、とにかくちびっ子たちは元気元気!
毎回とってくれるちびっこもいて、本当にうれしかった。
・・・20人近くが来たときは、さすがに目が回りそうでしたが(笑)
みんな、自分の推理を聞いてほしかったり、鬼になりたかったり・・・。
一斉に私に向って話し始めるので、それに振り回されている私は、かなりおもしろい状況になっていたのではないでしょうか、あはは。
そしてなんといっても、やはり毎年のメインは中高校生のドラマのクラスです。
3年前、NYで同じマンションだったのぞみさんのキャンプにつ参加してもらえないかと打診を頂いたところ、私は、年が上の子供たちには、一つの作品を仲間と作る楽しさを味あわせてあげたいと思いました。
そして実現したのが3年前の中高校生のドラマのクラス。
何をやらされるか全く分かっていない子供たちと一から作り上げたその作品は、子供たち大人たち、そしてもちろん私自身にも大きな感動を与えてくれました。
そして、今年。
3年前にキャンパーだった中心的子供たちは高校を卒業、
今年はスタッフとして参加。
初めて顔を合わせる子供たちが約半数。
そう、今年は私にとってもかなりの挑戦でした。
13人の子供の中には演劇なんてやりたくない子もいます。
人とコミュニケーションをとるのが苦手な子もいます。
後半のたった2日間しか参加できない子もいます。
そしてすべての子供たちはキャンプ中、毎日忙しいスケジュールをこなしています。
小さい子供たちの面倒もみます。
その中でたった5日間、5時間でセリフを覚え、動きを覚え、みんなで気持ちを合わせて一つの作品を作り。
それが子供たちにとってどんなに大変なことか・・・。
5日目、最後のクラスの日・・・。
例年なら、この日に一度通して、そして次の日の本番に備えます。
今年の13人の子供たちは、毎晩それぞれセリフを覚え、動きを頭にいれ・・・、
でもその日、通し稽古にならないほど、みんなバラバラでした。
こんなことは初めてでした。
私は言いました。
「みんなの努力はすごく伝わる。でも、気持ちがバラバラの状態では、一つの作品は生まれないよ。このまま明日のステージを迎えるかどうかはあなたたちが判断することです。
自分たちで決めなさい、やる気があるなら、本番前にリハーサルをしてもらうように、のぞみさんに掛け合うから。」
すると全員の子供たちが、やりたい、と・・・。
そして本番当日。
前夜から大人のスタッフたちが照明をセッティングしてくれ、アートディレクターとアシスタントが小道具を用意してくれ・・・。
朝のリハーサルでは、昨日のふざけた様子はどこへやら!
緊張感と集中がそのリハーサルを支配していました。
一度っきりのリハーサルを終え、迎えた本番。
子供たち13人はみんな見事でした。
声が出なかった子も立派に声を出し、やりたくないと言い続けていた子も表情豊かにセリフを言い、初めてのラブシーンで照れて笑いが止まらなかった子もきちんと向き合い・・・。
そして私は一度もプロンプ(セリフを忘れちゃった子のためにそばで言ってあげること)
もせず、13人でフォローしあいながら、25分の演技を全員が終えました。
小学生たちが食い入るように見つめていました。
きっと演じた全員の中に達成感が生まれたでしょう。
今年は、大変だった分、その分感動も大きかったです!
一人の男の子との関係をお話ししましょう。
去年は小学生だったその男の子は今年中学生のメンバーに加わりました。
インターナショナルスクールに通っていて、英語のほうが楽なその子は、いつも遊ぶメンバーはキャンプ中でも小学生の英語をしゃべる男の子たちです。
その中で、一人だけポツンと中高校生のグループに入ることになりました。
小さい子の面倒見もよく、素直でやさしい男の子。
スタッフからの信頼も厚く、頼りになる男の子。
でも、ドラマのクラスなんてやりたくなかったのでしょうね、私にだけは反抗的でした。
このキャンプはどれも自分の意思での自由参加なのに、このドラマのクラスだけは強制的なんですから・・・。
最初は私が書いたアドバイスの紙もなかなか受け取ってもらえなかったり、勢いで破れちゃったり、読んだからもういらない、と突き返されたり・・・あはは、本当にいろいろでした。
でも毎回、クラスには必ず来て、いやいやながらも参加していました。
そんな彼が本番の舞台が終わった後、私のところにきて
「聖子さん、ありがとう。楽しかったよ。」
と言ってミステリオコイン(いい事をしたりがんばったら大人から子供に渡すコイン)をくれたのです。
不覚にも涙が出ちゃいました。
映画みたいな展開でしょう?
でもホントに起こったこの夏の奇跡。
私の仕事は子供たちのやる気にちょこっと背中を押すだけ。
この5日間で頑張った子供たちのこのパワーに驚かされます。
タロウ、コウタ、ノブ、
モエ、リオ、ユカ、
アイリ、アイミ、アンナ、
モエミ、リカコ、マオ、
ヨウコ、トブ
みんな、素晴らしい奇跡をありがとう。
大好きよ!

4 Comment

  1. さとみ♪ より:

    本当にステキなドラマだったよ!〜
    そんな奇跡が起こってたんだね♪
    せいこさんが、真剣に子供達と向き合ったから、子供の心に華が咲いたんだと思います!
    毎日、遅くまでご苦労さま♪
    私も、Ms.Earthで、また演技の楽しさを思い出しちゃいました♪笑
    ゆっくり休んで♪
    また、会おうね〜〜♪

  2. Seiko より:

    さとみ
    本当に素晴らしかったね、子供たち!
    色々あった分、感動も大きかったです♪
    最後はどうしても忙しくて、大人たちともゆっくり話す時間もなくなるわ〜。
    それが残念。
    Ms.Earth、どうか、これからも夢をあきらめず、突き進んでください。さとみの優しい笑顔は本当に素敵です♪
    またね!

  3. Mark より:

    聖子さん、お疲れ様でした。
    文字以上の嬉しさ、感動が伝わってくるようです。
    なにか、起こしてくれるんですよね、子供って。
    きっと、今年も新たな喜びがあったのがわかります。
    スタッフの皆さんもすごい良い方なんですね。こういうキャンプに参加できる子供たちは貴重な経験をしていると思います。この輪が少しでも大きくなるようにお祈りしています。

  4. Seiko より:

    Markさん、
    そうなんです。参加している大人たちがまた素晴らしいスタッフばかりです。あのスタッフに会えることもまた喜びでもあります。
    一年に一度このミステリオに参加することで心がリセットされる気がするんですよ。

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