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訃報

2014年9月15日

 父 田野省一が満73年にて生涯を終えました。

劇団四季公演「赤毛のアン」の本番の最中でした。
日曜日に緊急入院しその日は朝まで付き添いましたが、翌朝、昼公演の為に私が東京に向かったあとに容態が急変。
病院に入り1日も経たずに息を引き取りました。

病気が判明して1年弱。
覚悟を重ねてきたつもりでしたが、実際に直面すると想像していた以上辛く、悲しく、寂しいものです。この世に生を受けた瞬間から自分と共にいた人間がこの世からいなくなる…まだこの現実を受け入れ難い自分がいることも事実です。

父との別れは通夜のみの参列で、葬儀の時間は舞台上。
この状況の中、しっかり仕事をすることが父の供養だと言ってくれた母や弟家族、親戚のみなさんには心から感謝しております。

自慢の父でした。
大好きな父でした。

子供の頃は私たちのスーパーマンでした。

晩年は苦労を重ねた人生でしたが、
今、苦しみから解放され、安らかな場所で先に逝った仲間たちと笑い合っていることでしょう。

アンカンパニーのみなさん、
 事情を伝えたごく一部のベテラン陣は静かに見守ってくれ、また何も知らない他の出演者たちは変わらず笑顔で接してくれ…、一番辛い日々、みなさんに救われました。

メッセージをくれたみなさん、
 たくさんの温かい言葉ありがとうございました。一つ一つの言葉が私を強くしてくれました。

まだまだ悲しみが波のように襲ってきます。
しかし、時間がやさしい思い出に変えてくれるものと信じ、前を向いて父に恥じない人生を送っていきたいと思います。

生前の父をご存知の皆様には、豪快に笑っている父の笑顔を思い出していただければ幸いです。

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5 Comment

  1. 城南区民 より:

    「赤毛のアン」の感想を送った直後にみた
    この訃報。びっくりしました。
    73才。それにしてもお若い。役者の宿命
    とはいえ、公演中の旅立ちはお辛かった
    ですね。お父様のご冥福をお祈りします。

    • seikotano seikotano より:

      温かいお言葉ありがとうございます。
      73歳、本当にまだまだの年齢でした。
      この作品、観せてあげたくて受けた舞台でした。結局、観に来ることは出来ませんでしたが…いつも父が観ていてくれてると思って舞台に立ち続けました。

      • 城南区民 より:

        お別れの日
        お父さまは自由劇場に
        立ち寄られ、愛娘の姿を
        カーテンコールまでご覧になって
        旅立たれたかと…。
        観て頂けたはずです。

        そう信じたいです。

  2. Mark より:

    聖子さん、心よりお悔やみ申し上げます。
    舞台に立つ人の宿命とはいえロングランの公演中だといろいろ大変だったと思います。少しでもお父さんのことを思う時間が作れると良いですね。

    • seikotano seikotano より:

      「親の死に目に会えない」
      良くそういわれますが、正に舞台出演期間に亡くなってしまいました。
      仕事を一生懸命やることを臨んでいた父ですので、父の為にも全う出来て良かったです。

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