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7月いっぱい演じていた舞台を終わらせた翌日から、私は小学生から高校生まで参加する子供たちのサマーキャンプへと参加した。
NYで知り合った友人が主催するアメリカスタイルのサマーキャンプで、私はその中で中高校生の演劇のクラスを担当。

そこで私は奇跡を体験した。

クラスの内容は30分の芝居を創り上げ、最後の日親御さんや友人たちの前で発表するというもの。
私に与えられた時間は1日1時間のクラスを6日間。
18人の演劇をやったことのない子供たちに30分の芝居を発表させる…。
無謀にも近いこの状況で、子供たちは、大人をびっくりさせる奇跡を起こしてくれた。

最初、子供たちと私とは初対面。話したこともなければ今まで顔を合わせたこともない。
彼らも少し警戒し、戸惑い、そして不安だったことだろう。
人前で何かすることが苦手な子もいっぱいいる。
でも、私はそんな子供たちにこそ、自分の殻を捨てて、何かを表現するという体験をさせたかった。
そして何よりも、周りにいる仲間たちと、一つのものを作る素晴らしさ、というものを体験させてみたかった。

3日目くらいから子供たちの目が変わってきた。
今まで、自分はココまでしか出来ない、と感じていた子たちが、その一つ上を越えようと頑張っていた。
その姿に私は心を強く動かされた。
出来ないことは何もない、そして不可能も超える力がココには存在する。

そして当日。
何が何でも成功させよう、という子供たちの強い気持ちの元、彼らのカンパニーは素晴らしい演技を見せてくれた。
プロンプもほとんど付ける必要がないほど、完璧に台詞も覚え、一度アドバイスしたシーンは彼らなりに理解をし…。
彼らの必死の姿に周りの観客は魅了され、感動し…そして私も彼らによってまた一つ成長させてもらえた。

芝居を何年もやりながら…いつでもそうでありたい、と感じながら・・・
こんなにも仲間や周りを信頼し尊重しそして認め合って、芝居をするということ、それを忘れてしまう役者が大勢いることが悲しい。
一番大切な舞台の上の姿を私たちに見せてくれた気がする。

ありがとうね!みんな!!!18人の素晴らしい子供たち、そしてそれを支えたスタッフの2人の大学生たちに心から感謝。

エリック、しゅん、のぶたか、たこ、しゅうたろう、ごう、
アリサ、せな、さゆり、だいあ、なつこ、あいり、もえ、
まやこ、ゆりこ、あかね、まり、あんな
けいすけ、かなこ

みんな、愛してるよ!

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