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10/13

ご好評にお応えして痛い話をもう一つ・・・
これは心も体も痛かったお話。

大学1年生のころ、大好きな男の子がいた。
彼と私は仲良しの友達で・・・ちょっとだけ友達の域を超えるくらい、仲が良く、その年のクリスマス、一緒に遊ぶことになった。

さてクリスマスの日の朝、ドキドキワクワクの一日!
朝早くから起きて、おにぎりでも作ろうか・・・と(もう忘れたが、遊園地にでも行くつもりだったらしい)五目ご飯を作る準備をし・・・
・・・そのとき電話が鳴った。

なぜか嫌な胸騒ぎ・・・

案の定、例の彼からの電話だった。
田舎から友達が遊びに来ることになったので、今日は会えないとのこと。

さらっと言われたその言葉に私はなすすべもなく、精一杯の強がりで
「あ~、だったら仕方ないよねー。いいよいいよ、全然。ま、あんたとはいつでも会えるからねぇ。」

バカだ・・・
可愛い女はこんなとき駄々でもこねるのだろうか・・・
でも、あたしは本当に可愛げのない女で、特に好きな人の前だと無理に強がってしまう悪癖があった。

電話を切った後、ボーっとしながら・・・でも切り始めた野菜を捨てるわけにも行かず、何も考えなくまた静かに野菜を切り始めた。
とにかく一心に野菜を切ってる私がいた。

硬いニンジンに挑んでいるときだった。
切りにくいニンジンを無理に切ろうとした瞬間、包丁がすべり、左親指の先を・・・
ザックリ!
私の肉は正に皮一枚でつながり、ぶらぶらしている状態・・・

ベッドに腰掛け、ボーっ。
そのぶらぶらしている部分を正常な位置に戻し、人差し指で上から押さえてみた。
私はまだ思考回路がつながらず、血がたれている親指をじっと見つめながら
人間って本当につらいと何も考えられなくなるんだなぁ・・・

そんな応急処置のおかげでか、一応ブラブラの肉はくっついた。
ただ15年近く経った今でも左手の親指のに薄い傷跡があり多少変形している。
その傷跡を見るたびに19歳のあの切ないクリスマスと共に、絶対好きな男の人の前では素直になれる女になろうと心に誓ったあの日を思い出すのだった。

・・・思い出すけど、今の自分を見ると・・・あまり成長していないように思えるが・・・

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