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深作欣二監督永眠。

今朝から嫌な予感ばかりしていた。
壁にかけてある「クロックタワー3」の記念写真が夜中にはがれたらしく、床に裏向けに落ちていた。
そして朝から「クロックタワー」のメンバーたちや今「BRⅡ(バトルロワイヤルⅡ)」に出演中の知人から連絡が入っていた。
私は稽古中で電話に気づかなかったのだが、休憩時間確認をすると、最後のメールに深作監督訃報の知らせが入っていた。

とにかく急いで、いろいろな人に確認の電話を入れた。
「クロックタワー3」のメンバーと話したときは涙が浮かんで止まらなくなってしまった。
私はたった一度のお仕事で、常連の役者さんたちのように何本も関わったわけではないが、その1本だけでも私にとっては何もかもが新鮮で、映画界の巨匠と言われる監督の鬼気迫る演出を間近で感じる毎日だった。
深作監督からの影響は大きい。
そして、深作監督を愛して信頼してきた役者さんたちとの出会いも私にとって大きなものだったのだ。

思えば、私は深作監督が手がけた最後の作品に関わることが出来たのは本当に幸せなことだった。
千田是也先生のときもそうだった、私の初舞台が千田先生の遺作。
両巨頭には共通点がたくさんある。
演出するときの迫力、何かが乗り移ったかのようなオーラ、そして穏やかで澄んだグレーの瞳。

今日一日、稽古を瞬きもせずにらみながら見つめた。
そうしなければ、自分の中で何かが崩れそうな気がしたから・・・。

深作監督、安らかに御休みください。
合掌。

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