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財布を落とした・・・かもしれない。

今日の稽古場、帰りはてんやわんやだった。
いつも後輩たちが貴重品を集めてくれているのだが、今日は稽古後衣裳を搬入したり、それぞれ作業があり、つい貴重品を返してもらうのをみんな忘れていた。
気づいたら制作部のメンバーを帰っており、事務所は鍵がしっかりかかっている。
ビルの管理人さんに頼んで、事務所までは開いたが、結局貴重品が入っている棚の鍵がなく、断念。
貴重品を預けた役者は、預けていない人からお金を借りて帰ることになった。

私は、今日は「聖子さん、貴重品集めます」と言われたとき「貴重じゃないからいいや!」と断った記憶があったので、みんなに貸して上げられると思い、カバンの中を見てみた。

・・・・ところが、ない!
確か預けてはいないはず・・・いや、無意識に貴重品袋に入れたか?・・・そんな夢遊病者じゃあるまいし・・・。
うちに置きっぱなしかな?
いや電車に乗るとき切符買ったし。

みんなが心配して一緒に探してくれた。
「すぐ電話したほうがいい」ということで、稽古場から電車に乗った駅まで電話をかけてみた。
遺失物に財布はない、とのこと。
・・・結局出てこない・・・。

そういえば・・・

「アカシアの町」という映画の撮影のとき、財布をなくしたことがあった。
秋田の小坂町に1ヶ月以上のオールロケだった、この撮影。
撮影日が続き、何日か財布に全く触れない日があった・・・。
そこで初めて自分の財布がなくなったことに気づき、遠くの警察までいった。
自分で落としてしまったものだから仕方がない、私はそう思い、財布のことは忘れていった。

それから1年近くが過ぎ、秋田県鹿角市の警察から電話があった。
「あなたの財布を届けてくれた人がいます」
びっくりした。
1年以上もたってみつかるとは・・・。
話をよく聞くと「道路わきの排水溝に落ちていたのを、拾ってくださった方がいる。もう泥だらけで使えるような状態ではないがどうしますか?」とのこと。
私は「送ってください」と即答した。
送られてきた財布は本当に泥だらけで使えるものではなかった。
しかしこの状態の財布を側溝から拾い上げて警察に届けてくれたその方の気持ちがうれしかったのだ。
「アカシアの町」、小阪町での撮影の思い出は、この1年後に温かい気持ちを運んでくれた。

さて、今日落としてしまった財布もどこかで眠っているだろうか・・・。
私はイマイチ財布を落としてしまったという実感がない。
もしかしたら本当に自分が夢遊病のように貴重品袋に入れてしまっているのではないか・・・と期待を持ちつつ、明日稽古場へ向かおう。

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