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7/12

旅公演の生活にはあるリズムがある。
ホテル暮らしにかかせない日課・・・っていってもあたしたちのお仕事ではないけど・・・。
それは、部屋のお掃除!

朝食が終わり、大体10:00過ぎから部屋の外がガタガタ騒がしくなる。
落ち着かない。
ギリギリまで抵抗しているが、無言の「早く部屋を出ろ~。」という重圧に、小心者の私は耐え切れず、そそくさと部屋を出る。
そのまま楽屋入りの準備をして、午後まで外で遊ぶもよし、時間を見計らって帰ってくるもよし。

今は和歌山に来ている。

前回来たのは6年前の「村尾伊平治伝」の芝居。
そのときは2週間近く和歌山に宿泊していた。
とある朝10:00、毎朝恒例の’ガタガタ’が響いてくる。
ボーっとしたまま、部屋を出て、さてどこに行こうか迷った挙句、近くにある和歌山城にブラブラ行ってみた。
天守閣に登り、心地よい秋風を受けながら、小1時間ほど城下町を見下ろした。
大体11:00ごろだったと思う、天守閣を後にしてまた歩き出したところ、一人のおじさんが木に手をかざしていた。
「何をしてるんですか~?」とおじさん聞いてみた。
するとおじさんの手の先には小さなリスが!
おじさんの手から直接ひまわりの種をおいしそうに食べていた。
「毎日ココに来てるんだ。ホラ、お姉ちゃんも種あげてごらん」
おじさんから種をもらい、リスに差し出す。
最初は見慣れない私のことを警戒していたリスたちもおじさんが近くにいるせいか、段々近づいてきて、ついには私の手から種を食べてくれた。

その後、夜公演の日は、掃除タイムになると和歌山城へ出かけ、おじさんと一緒にリスに種をあげていた。

さて、あれから6年、あのおじさんは変わらず和歌山城に通っているだろうか?
明日、行ってみよう。
また一緒に種をあげられることを楽しみにしている。

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