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嗚呼…狂瀾怒涛。

 さて、タージマハルで何が起こったかというと…


ガイドのVijayがひとしきり説明したあと「では、僕はここで待っているから、あとは自由時間。中に入ってみて来てください。18時に待ち合わせにしましょうか」ということで一人行動になりました。

まずは夕方だったので日が落ちる前に外からの姿をしっかり焼き付けようとぶらぶら。
あ、ちなみに、お金を払ってビデオ許可を取っても撮影は入り口のところまで。最初の入り口を超えるといっさいビデオ禁止になります。
撮影が出来ないからこそ、ゆっくりと自分の目に焼き付けました。

さて、そろそろ中に入るかな〜。エントランスは…ん?どこだ?
とあまり親切ではない表示に振り回され、いろんな人に「入り口はどこ?」と聞きながら入り口へ…、え???
なんだか、凄い怒号。そして凄い人、人、人…。

そうです、ここからが戦争の始まりだったのです。
タージマハルを甘く見ていました。いえ、インド人を甘く見ていたのです。
ご覧ください、この秩序のない並び方。
 そして、先までずっといる人並みを…。

いえいえ、これはまだ入り口。
一定人数を入れたら、しばらく先が落ち着くまでせき止められます。
でも、待ってる人々はおとなしく待たない、列も関係ない。
だんだん後ろから凄い圧迫が来ます。
…ああ、圧死ってこうやって起こるのか…と軽く意識が遠くなりながら思ってしまいました。
しかも、GOとなった途端、この人たちが我先にと走る走る、押す押す!
そして後ろの人たちは塀をよじ上り、芝生を横切りなんとか入ろうとする…。
そうです、さっきの怒号はGOとなったときの人々の雄叫びだったのです。
こ、怖いよ…。
横にいた欧米人のカップルと「怖いね…ゆっくりいきましょうよ…」と言い合いながらも周りの流れに逆らえず、押されまくり突き飛ばされる私たち。
整理する警備員は目を血走らせて笛を吹き、怒鳴りながら人々を制圧します。
…これはね、もう、世界遺産の観光ではなく、暴動です。
          暴動、起こっちゃってます、はい……。

は〜〜〜〜
タージマハル、もう、中観なくていいから…帰して…。
と思ったほど。

これがね、なんと中に入るまでに4回ほどせき止められるのです。
最後のSTOPは異様に長く、もう日も落ち、真っ暗。
息も苦しく、体中の全てを圧迫されています。後ろの人たちの殺気立った様子が恐ろしいです。インド人男性が妻と母を自分の腕の中で守る姿は美しいのでしょうが、必要以上に張った肘が凶器となり私のあばらに突き刺さる…もう痛くてたまらない!この時ばかりは、身内のことばかり考えないでっ!と思ってしまった。

中に入れたのは結局2時間後くらいだったかな?
ん?約束の18時の時は3回目の関所で止められてました(笑)当然無理です。
やっと中に入れたときは、素晴らしさというよりも入れた達成感?
   最後は、この状況が非常におかしく、貴重な体験でした。

外に出ると、タージマハルの上に星。
空気が悪いため満天の星は見えませんが、この星はずっと昔からこのお墓を見守っているんだな…と感慨深くなりました。
夜空を見上げ、涼しい風に吹かれたあの時間は…かけがえのない贅沢です。

…どうせ18時はとっくに過ぎてるしね(笑) ゆっくりするさ。

Vijayと合流し、とにかくすごかったよ、と伝えると一言。
「インド人はルール守らないからね」

なるほど…。

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