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少し真面目なお話を。

日々、水俣病のことを勉強してもしてもしても…、
ほんの入り口にしか入っていない気がします。

杉本英子さんというお亡くなりになった患者さんの言葉にこういうものがあります。
「私たちは赦すことにした。全部赦す。
日本という国も、チッソも、差別した人も赦す。
赦さないと苦しくてたまらない。
みんなの代わりに私たちが病んでいる。赦す。」

一方、水俣病資料館の副館長さんのお話にこんな記述を見つけました。
幼いころ家族から水俣病患者の悪口を家庭内でずっと聞かされて育った、と。
なぜなら…父親がチッソで働いていたから…。

海辺の集落でいつものように釣った魚を食べ、日々を暮らしていただけの人たちが、水俣病という病を背負い、なお、赦す。
運良く病にならなかった人たちは、患者たちの悪口を言う。

その 全てを赦す といった杉本英子さんは語り部でした。
杉本さんの水俣の魚たちになった語りが私は特に心に残っています。
それはエコパークの下で眠っている魚たちの声。

水俣湾のヘドロは埋められました。現在はエコパークという美しい公園になっているそうです。
しかし、その下には水銀に侵された500トンもの魚たちがドラム缶に詰められて、埋まっています。
他に捨てるわけにはいかないから、ドラム缶に詰めて埋められたそうです。
その上をコンクリートで固めたのが現在の美しい”エコパーク”。

水俣病公式発見からはもう61年…
今日、ニュースになっていました。
微細なマイクロプラスティックを体内に取り込んだ魚が、東京湾や大阪湾で見つかり、調査した魚の4割にも及んでいるって。
微細プラとはペットボトルやレジ袋などが紫外線や波で砕かれて5ミリ以下になったもの…そこには化学物質がたくさん含まれているとのことです。
今でも海の魚たちは侵されているんだ…と。

なんだかな…
なんだか…いろんな意味で言葉がうまく出てきませんが…
胸の奥がぞわぞわしてきます。

こういう社会的問題や政治的問題をここで書くことは自分の中で避けてきたことだったけど…なんだか、今回は書きたくなりました。
だから、書きました。

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2017年9月20日〜10月1日

劇団俳優座公演
詩森ろば脚本 真鍋卓嗣演出
『海の凹凸』
公式サイトはこちらへ

六本木 俳優座劇場にて
一般 5400円
学割 3780円

劇団俳優座 03-3405-4743/ 03-3470-2888

>>各種プレイガイド

出演:岩崎加根子、荘司肇、遠藤剛、天野眞由美、塩山誠司、瑞木和加子、田野聖子、志村史人、齋藤隆介、保亜美、宮川崇、矢幡晃一、八頭司悠友

9月20日(水) 19:00
      21日(木) 14:00
      22日(金) 14:00
      23日(土) 14:00
      24日(日) 14:00
      25日(月) 14:00
      26日(火) 19:00
      27日(水) 14:00
      28日(木) 14:00
      29日(金) 19:00
     30日(土) 14:00
10月1日(日) 14:00

 

3 Comment

  1. 萩原 勝 より:

    おはようございます。
    僕が子供の頃、水俣病や、カネカの公害等の人体を変貌させてしまう病気に、恐怖心があったこと⁉
    思い出したく無い記憶です❗

    • seikotano seikotano より:

      萩原さん、
      カネカの公害のことは恥ずかしながら知らず、調べてしまいました。
      公害に第三者はいない…そのことを肝に銘じ…舞台に立ちます。

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