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言葉言葉言葉…。

毎日が飛ぶように過ぎていきます。
稽古が終わると魂が抜けたようにエンジン切れを起こしてしまう毎日。

気づけば初日まであと2週間前を残すのみ…いやまだ2週間もある!
まだまだこれから、もがき続けます。

「ヘッダ・ガーブレル」というこの作品… 
二時間、とにかく会話だけで進んで行くこの芝居では言葉の一つ一つがシンボリックなものになっています。それこそがイプセンの面白さで醍醐味だというのですが…。

例えば、木の葉。
例えば、九月。
例えば、ピストル。
例えば、ピアノ。
例えば、髪の毛。
例えば、汽車。
例えば、例えば、例えば…

スル〜っと話している何気ない言葉の裏には別の意味が潜んでいたりするのです。観客はそれを受け取らなくてもきっとこの芝居は面白いはず、でもこの言葉は何を表しているのか…そんなことを考えればもっともっと奥深くスリリングなものになるに違いありません。

先日も、戯曲の中のあるやりとりについて、稽古途中で喧々囂々話し合いになりました。
「ここはこういう意味に取れるから流れが変じゃない?」「いや、こういった意味にとれば全然変じゃないよ。」
そんな風にトリッキーなやりとりも会話だけで進めていかなければならない。役者にとっては怖いものです。
しかもしかも一番恐ろしいことに過去に起こったことなどが戯曲の中ではちっとも解明されていない!
普通の生活を考えればもっともなもとですよね、同じ記憶を共有しているもの同士が、わざわざ「**の時あなたが***だから***になったじゃない!」とか説明はしないもの。
それが大多数の芝居ではそこを語って明かしていくことこそが物語の芯だったりします。
しかしイプセンは違います。過去のことは「あの時」「あんなこと」という意味深な言葉で語るのみ…なんだ!?あんなことって!?ってなるだろうなぁ、お客さんは。笑

そんなこんなで、私たちも語り合うことが多い今回の稽古。
でも、こういう芝居の中身のことでこうやって話し合える状況はとても幸せなこと。
若手のころ、旅公演先のホテルで、大先輩たちが芝居の解釈で大ゲンカしていましたっけ、懐かしいな。
きっと観たお客様も観劇後語り合いたくなること間違いなしです。

さぁ、あなたもイプセンの言葉の世界へいざ…。

ヘッダ・ガーブレル
-ヘッダとテーア二人の女ー

詳細はこちらへ

2015年9月13日〜28日

                        劇団俳優座5F稽古場(六本木)

◆作:ヘンリック・イプセン
◆演出:堀越大史
◆出演:田野聖子 荒木真有美 加藤頼 青山眉子 松本潤子 河内浩 谷部央年

劇団俳優座5F稽古場(六本木) 
前売開始8月3日 
(全席指定・税込)
一般5400円 学生3780円

 劇団俳優座 03-3450-4743/03-3470-2888

公演スケジュール:
9月13日(日)14:00~
      14日(月)19:00~
      15日(火)14:00~(売切)
      16日(水)14:00~
      17日(木)14:00~
      18日(金)19:00~
      19日(土)14:00~(売切)
      20日(日)14:00~(売切)
      21日(月祝)14:00~
      22日(火祝)14:00~
      23日(水祝)14:00~
      24日(木)19:00~
      25日(金)14:00~
      26日(土)19:00~
      27日(日)14:00~(売切)
      28日(月)14:00~

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