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好きな空気感。

先日、DVDで観た邦画が、久々、好きな空気の映画でした。

「パーマネント野原」

なんか、このごろ、邦画をみるぞ!と借りまくっているのですが、どうしても興味が引かれず、時間が長く感じるものばかり…。
ふむ〜、これはDVDだからか?それとも…?と感じてもいたのですが、この映画は好きでした。
結局さ、好き嫌いの問題なんですよね。舞台も映画も…。

菅野美穂主演のこの映画。
彼女が演じるナオコの脆い魅力はもちろんですが、ナオコを取り巻く女たちがまたいいのです。
小池栄子もいいし、池脇千鶴のすこしおばちゃんぽくなった感じもいいし、パンチパーマのおばちゃんたちもいい。コメディトーンからミステリアス、そして優しい温かいトーンに変わって行くこの変化も好きでした。

やはり共感するのは電話ボックスのシーン。
なんでしょうね…。
一人でいる寂しさよりも、二人でいる方が強く孤独を感じることってあるんですよね。
あの切ない涙は、きっと、誰にでも経験した孤独ではないのでしょうか。

どんでん返しが結構取りざたされがちですが(…しかし、ここ数年、この展開…続いているような気がします)、この映画に関してはあまり関係ないような気がします。
あ、もちろんストーリーとしては大きなことですけど、このことが軸なのではなく、この事実が明らかになったとき、ナオコを取り巻く人々の存在がスーッと胸に入って来るんですよね。あのパンチパーマのおばちゃんたちも。

ちなみにパンチパーマ。映画の中で「ここのパーマは強いから!」「ずーと取れないのがいい」と絶賛ですが「パーマネント」とは「長持ちすること」とか「半永久的な」という意味があります。
そう考えると、時が止まっているあの町での風景が物悲しくも温かく染みてきます。

私は、最後のナオコの表情にやられました。
愛する人を思う女の表情から母の表情への変化。

地味な映画ですが、私は好きな映画だな〜。批評を観ると結構嫌いな人が多いみたいですね(笑)ま、いいさ〜。
映画館で観た「息もできない」を最近DVDで再度観て再び心を揺さぶられましたが、あれとは全く別の部分でこの空気感にどっぷり浸りたい気持ち。
やっぱ、私は、こういう映画が好きなんだな…なんてったって一番好きな映画が「バグダットカフェ」ですから(笑)
ゆるゆる、あまあま、でしょ?
そういう空気が、
  好きなんです。結局ね。

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