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August 2002

8/27

宝くじ売り場を通り過ぎるたび、思い出すことがある。

私がまだ準劇団員だったころだが、舞台の稽古中に誕生日を迎えることがあった。
稽古に集中していた私は、日にちの感覚がなかったが、ふと見ると世間はGW。
やれ海外脱出だの、やれ何キロ渋滞だの言っていた。

なぜ急にGWに気づいたかというと・・・銀行が閉まっていたからだ。
当然家の中にいつもお金を置いているわけもなく、一気に超ド貧乏になってしまった。
このままではGW越すことが出来ない・・・しかも運悪く翌日から稽古も休み・・・。
仕方なく私は後輩の女優から1万円借りて、急場をしのぐことにした。

GW・・・、普通だったら、単なる世間のお休み。
しかし私にとっては、そう、「誕生日を迎えるお休み」なのだ。
その年の5/4は残念ながら誰とも約束をしていなく、でも、独りでうちにいるのもなんだから、映画でも観ようかと街中をぶらついてみた。
ところが、どの映画館も長蛇の列。
さすがGW・・・。
すっかり萎えて寂しい気持ちになり、家路についた。

と、その途中、駅の宝くじ売り場で始まったばかりの「ナンバーズ」の旗を見た。
今日は自分にとってスペシャルデイなんだから、絶対運がいいはず!
そう思った私は、借りているお金をギャンブルに使うことに一瞬だけ躊躇したが、次の瞬間書き込み用紙を握り締めていた。
そして、迷うことなく書いたのは、今まで生きてきた中で、なんか自分に縁がある数字3つ。
「4」 4期生・・・何か団体に入るたびに4期生だった私、劇団でも当然4期生。
「6」 実家のマンションの部屋が6の多い室番号なので。
「5」 5月生まれで一番好きな季節。
なんとなく、さしたる理由もない数字だが、その3つの番号を記入し、「この数字なら並び順がバラバラでもOK」というくじを買った。

その2週間後、絶対当たっているような気がしていた私。
宝くじ売り場の前でドキドキしながら表を見たら・・・・ビンゴ!!!!
初めて買ったナンバーズ宝くじで、見事当ててしまった。

それ以来、ナンバーズはやっていない。
きっとあれは、神様がくれた誕生日プレゼントなんだと思っている。
だから、いい思い出にしたいから、ナンバーズはアレでおしまい!

あ、ちなみに普通の宝くじはたま~に買っている。
当たるわけない!と思ってても、買わないと何も始まらないでしょう?
・・・・だって私の友人になんと1等を当てたツワモノがいるのだから・・・。

 

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8/24

海外に行きたいね、そんな話から始まった。
行くとしたらどこがいい?という話題から、ある女の子が「NYは嫌だな。」。

彼女は、9.11の事件の傷跡を見るのが嫌なのではない。
その無残な傷跡を見て、心を痛めるくせに、日本に帰ったらすぐに忘れてしまうであろう自分が嫌だと言うのだ。

私は、例えば自分の心に深く突き刺さった事柄、それについてどこまで深く追求しているだろうか。
どこまで、長く追求しているだろうか?
その時々は、感動し、心が震え、なにか動こうと決意するかもしれない。
しかし、その活動を継続して続けていくことは大変なパワーがいることだ。

今年の24時間TV、気分が悪くなり、すぐチャンネルを変えてしまった。
番組内ではタレントたちが、様々な福祉活動をし、TVの前で涙していた。
その涙がウソだとは思わないし、思いたくない。
おそらく彼女たちは、その場で心が動き涙が出ているのであろう。
でも・・・彼女たちはこれからどんな活動をしていくのだろうか?
継続して、活動を続けていけるのだろうか?
心に留まっているのだろうか?

継続。
この仕事をしていると、継続という才能の大切さを感じる。
もちろん、芝居のセンス、役者としての華、いろいろな要素が必要な職業ではある。
しかし、一番必要なのは、この仕事を続けるということ。
そして何より、続けるということがいかに苦しいか、それをいつも痛感している。

無力の私だが、なんでも一歩から始まる。
自分で今やっている些細なことでも・・・その小さな芽だけは摘まないようにしたい。

今、自分が出来ること、そして続けられること、それを考える。

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8/18

知人が引越しをした。
するとそこはゴッキーの巣窟!
久しぶりに見る大きな「奴ら」に彼女はびびりまくり、電気をつけ、ガンガンに音楽を鳴らして寝ているそう。
泥棒除けでもあるまいし・・・・。
そのため、毎日寝不足状態らしい。

ゴッキー、それは世にも恐ろしい生き物。
なぜ怖いのかというと、おそらく動きが早いからだと思う。
私も飛ぶ虫、早い動きの虫は大の苦手。
逆に動きさえ遅ければ、ミミズだって可愛いものだ!

先日また別の知人から身の毛もよだつ恐ろしい話を聞いた。
彼女のおばあちゃんの身に降りかかった大災難!

ある日、彼女のおばあちゃんが夜中にギャー!と叫びだした。
何事かと思い慌てると・・・おばあちゃんは耳を押さえてのた打ち回ってるとのこと。
お母さんが懐中電灯をその耳元に照らすと、何か黒いものが耳の中にいて、光に驚きさらに奥に行こうとしている。
そう!天井から落ちてきた「奴」がおばあちゃんの耳の中で蠢いていたのだ!!!
おばあちゃんの絶叫はますます大きくなり、そのまま病院へ。
病院で調べたところあまりに大きな「奴」だったらしく、そのままでは取り出せず、耳の中で一度「奴」を半分に切断して取り出したらしい。
彼女のおかあさんが「見ないほうがいい」と言い、彼女はその切断された「奴」を見なかったそうだが・・・。

その日から数日間、私は布団をすっぽりかぶり、万が一の確立で落ちてくる「奴」に備えていた。

そういえば、昔行った、豊島園という遊園地にある昆虫館。
そこにはたくさんの珍しい昆虫たちがガラスケースに入っているのだが・・・。
・・・・・絶句した。
そのガラスケースには「ヤマトゴキブリ」「チャバネゴキブリ」と表示してあり、中で元気よく繁殖したのだろうか、身動きできないほどびっちりの「奴ら」が・・・・。
とにかく、何かの拍子にガラスケースが割れてしまわないように、それだけを祈って昆虫館を後にした。

残暑の厳しい中、背筋も凍る恐ろしいお話。

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8/12

「光化学スモックが発生しています。屋外には出ないよう気をつけてください」
先日、区役所からの放送が入った。

「光化学スモック」
・・・なんとなく恐ろしい響きがある。
子供のころも、同じ放送を夏になると聞いていたが、そのころはあまり何も感じていなかった。
しかし、地球温暖化が叫ばれ、自らもこの異常に暑い夏に不安を抱きながらの生活・・・。
そんな中で聞く「光化学スモック発生」の放送。

何百年後、いや何十年後かもしれない、放送される日もあるかもしれない。
「○○毒ガスが発生。外出禁止」

そんな日が来ないようにするために、今に何をすればいいのだろうか。

そんなある日、一人のおばさんを見た。
そのおばさんは35度という猛暑の中、黒い長袖の上着を着て、フードをかぶり、サングラスをして、真っ白に日焼け止めをしていた。
そんなにしなければいけない・・・のだろうか・・・。
歴史上、人はつい最近まで何も気にせず太陽を浴びまくっていたというのに。
人類をはじめ、様々な生命体はその環境によって進化してきた。
この壊れ始めた地球環境に適用するように私たち人類も進化していくのだろうか?
「○○ガスの発生」にも平気な人類が出てくる気がする。
とすれば、無駄な抵抗で環境に背くのは、悪あがきのような気もする。

なんてことを考えながらも、日傘を手放せない私、悪あがきしまくりである。

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8/6

夢を見ずに起きた朝はなんだかとっても損をした気持ちになる。
・・・いや、訂正、「夢を覚えていなかった朝」である。

人は寝ている間、何度も夢を見ているそうだ。
でも起きたとき覚えているのはその夜印象に残っている夢や最後に見た夢、ということらしい。
私は夢を見るために寝ているといっても過言ではないほど、夢を見るのが毎晩楽しみ!

一時期「夢日記」を付けていた。

訓練によって夢は案外覚えていられるということを聞いたからである。
毎日、朝起きて見た夢をノートに書いておく。
出来るだけ私情をいれず、小説のあらすじを書くかのようにノートの書く。
それを続けることによって、必ず毎朝夢を覚えたまま起きることが出来る・・・らしい。

私の夢はあまり現実的なことは出てこない。
大抵が大スペクタル!!!
宇宙戦争に巻き込まれたり、どこかの国の陰謀を暴くスパイだったり、砂漠の監獄から何千人もの囚人と共に脱走したり・・・。
よくまぁ、自分でもこんな好き勝手な、映画のような夢が見られると感心するのだが・・・。

だからこそ、たまに現実的な夢を見たりすると、ドキッとする・・・。
ほとんど話したことがない男性に恋焦がれていたり、知人が実は兄弟だったり・・・。
そんなことがあると、今まで意識しなかった人物を意識してしまう。
そしてその「夢日記」を書くようになってから、だんだん現実的な夢が多くなってきたのだ。
・・・遅刻をする夢、車に乗って移動する夢。

やはり目覚め直前に見ている夢は、もうすぐ起きるということから、現実的なものが多いのだろうか?
そして「夢を記憶している」という訓練は、もしかしたら最後に見た夢を覚える訓練なのかもしれない。

結局、「夢日記」を書かなくなったのは、仕事の夢ばかり見るようになってから。
毎日、仕事がらみの夢になってしまった。
舞台や撮影現場の夢ばかり。
そして役者なら誰でも一度は見ると思う「台詞も分からないまま舞台に立つ夢」をノートに書くのが嫌になり、そこで「夢日記」は終了。

やはり夢はお気楽に大スペクタルだけを覚えているに限る!
ノートに付けていなくても、印象深い夢はいくつになっても覚えている自信があるもの。
今日はどんな夢が見られるのか・・・さぁ、お布団に包まって、贅沢な私だけの上映会といきますか。

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